店頭看板の事例(うさぎ専門店のペットうさぎ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ウサギ専門店さんの『ペットうさぎ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

うさぎ専門店さんが、『ペットうさぎ』を紹介している店頭看板です。

 

『うさぎ』のペットショップ店があることを、初めて知りました。

 

しかし、今、うさぎをペットにする人が多いようです。

 

それでも、まだまだ知らない情報が多いと思います。

 

この辺りを、少し補って行きたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>うさぎ専門店

>・生体、用品販売

>・ツメ切、グルーミング

>・うさぎホテル

>かわいいうさぎさんとスタッフが

>ご来店をお待ちしております

>『店名』

 

 

→まずは、『ペットうさぎ』の現状を伝えます。

 

→例えば、『今、うさぎをペットにする人が増えています』

 

→そして、『どんなうさぎが人気なのか?』

 

→実際に写真を示して、具体的な種類を伝えます。

 

→なぜなら、写真や具体的な種類を示すことで、リアル感がぐ~んと増すからです。

 

→この後、『うさぎをペットにする理由』を伝えながら、『注意が必要な点』も伝えましょう。

 

→そうしないと、実際に育てられないからです。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ウサギ専門店のペットうさぎ)

今、うさぎをペットにする人が増え
ています。
数あるうさぎの中で、一番人気は、

この『ネザーランドドワーフ』で、
丸顔、つぶらな瞳、短い耳、ふわふ
わの被毛が特徴になります。

◆うさぎをペットにする理由
・見た目や仕草が愛らしいだけでな
く、室内で飼えること、大声で鳴か
ないこと、体臭がほぼないことなど
です。
・性格は元気で活発で好奇心旺盛!
・慣れるまで時間がかかることもあ
りますが、慣れると甘えん坊で、す
り寄って膝の上に乗って来ます。

ただ暑さにも寒さにも弱いので、温
度や湿度管理が大切です。

店内で、可愛いうさちゃんに会って
あげて下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→まだまだ知らない情報が多い場合は、『写真』や『具体的な名前』を出すことが今回のポイントです。

 

→『写真』は、一瞬にしてお客さんの心を動かします。

 

→『具体的な名前』は、スマホでの検索のきっかけになるでしょう。

 

→そうすると情報が増えて来て、さらに興味を持ちやすくなります。

 

→もちろん、そのような検索をしてもらえないことがあるので、店頭看板であらかじめ伝えておくのです。

 

→この時、良い点と悪い点の両方を伝えます。

 

→なぜなら、ペットを育てるのは、一瞬の感情だけではダメだからです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則