こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマハーブ専門店さんの『腸活』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマハーブ専門店さんが、『腸活』をおすすめしている店頭看板です。
『腸活』って何だろう?
と思ってしまう看板ですね。
なので、『どんな人におすすめなのか?』を、ちょっと付け加えてみますね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>腸も元気に!
>腸活
>去年のあの服、まだ着こなしたい
→まず、『どんな人におすすめなのか?』から始めます。
→例えば、『この時期の感染症や冷え性、アレルギーが心配なあなたに』
→そして、お客さんが気付いていない情報を伝えます。
→例えば、『実は、腸内環境のバランスが崩れると、これらに悪影響を与えてしまうんですよ!』
→この後、『腸活』につなげます。
→『腸活』とは、『どんなことなのか?』を簡単に説明して、そのメリットを伝えるといいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマハーブ専門店の腸活)
ギーが心配なあなたに
実は、腸内環境のバランスが崩れる
と、これらに悪影響を与えてしまう
んですよ!
これらを改善するのが・・・
今、話題の『腸活』になります。
腸活とは、簡単に言うと、腸の中に
いる約100兆個の細菌のバランス
を善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7
に整えることです。
腸活のメリットは、免疫力のアップ
便通の改善や肌荒れの防止など
最近体調がすぐれないな~と感じた
ら、一度ご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→いきなり『お店が言いたいこと』をお知らせするのでなく、『どんな人におすすめなのか?』を、まず伝えることが今回のポイントです。
→その上で、『その心配ごとの原因』を、ズバリ伝えます。
→なぜなら、プロのあなたでしか分からないからです。
→だから、お客さんが気付かない原因を伝えて、その解消のための方法を提案すると、喜ばれます。
→その提案の中で、『お店が言いたいこと』につなげるのです。
→そうすると、『なるほど、確かに、いいかもしれない』となれば、興味を持ってもらえます。
→興味を持ったお客さんの心配が大きいほど、行動に結びつくのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則