店頭看板の事例(アウトドア店のエアマジックテント) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

アウトドア店さんの『エアマジックテント』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

アウトドア店さんが、『エアマジックテント』をおすすめしている店頭看板です。

 

アウトドアの中でも『キャンプ』をやる人が、今、増えています。

 

そんな『キャンプ』で欠かせないのが、『テント』です。

 

しかし、初心者には、この『テント』の設営が大変になります。

 

そんな『テント』の設営が、ラクにできると評判なのが、この『エアマジックテント』です。

 

この辺りを少し付けくわえてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>誰でも出来る!

>エアマジックテント

>設営に5分もかからない

>お子様でもできるので

>よかったら空気入れてみません?

 

 

→まず、『キャンプ』での初心者さんの悩みで、問い掛けます。

 

→例えば、『キャンプは楽しい、でも面倒!と感じることはありませんか?』

 

→さらに、『中でも初心者さんほど面倒なのが、テントの設営です』

 

→このようにして、『誰に、おすすめしたいのか?』を、最初にハッキリさせます。

 

→これを読むと、『キャンプ』に興味がある初心者さんには、『そうそう、そうなのよね!』と共感してもらえるのです。

 

→この共感してもらうことがとても大切になります。

 

→なぜなら、共感することで、イメージしてもらえるからです。

 

→イメージしてもらってから、商品につなげます。

 

→最後は、いつものように行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(アウトドア店のエアマジックテント)

『キャンプは楽しい、でも面倒!』
と感じることはありませんか?

中でも初心者さんほど面倒なのが、
テントの設営です。フレームの組み
立てやペグのハンマーでの打ち付け
など、慣れないとなかなか上手く行
きません。

そんなあなたに、おすすめなのが、
『エアマジックテント』。フレーム
の代わりに空気で立ち上げるテント
なので設営が5分とラクラクです。

それと設営完了には、ペグの打ち付
けが必要で、専用のペグとハンマー
の準備がコツになります。慣れない
と他にも面倒なことはありますが、
テント設営ができると安心ですよ。

店内で手動ポンプによる空気入れが
体験できます。一度お試し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品のことだけでなく、初心者さんの悩みを伝えることから始めることが今回のポイントです。

 

→こうすることで、お客さんと共感できるので、『このようにすると、ラクに楽しめますよ!』と、横並びの提案ができます。

 

→このような提案は、初心者さんにとっては、とてもありがたいことです。

 

→『キャンプ』にはまり出している時には、『これいいかも!』となります。

 

→例え、この商品が売れなくても、『キャンプ』の話で良い関係ができるだけでいいのです。

 

→良い関係ができると、お客さんはまた来店してもらえます。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則