店頭看板の事例(文房具店のビジネス手帳) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

文房具店さんの『ビジネス手帳』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

文房具店さんが、『ビジネス手帳』をおすすめしている店頭看板です。

 

『2022年版ダイアリー入荷しました!』と、シンプルに伝えています。

 

もう来年の『ビジネス手帳』が出始めるのですね。

 

これはこれで、1つの大切な情報になります。

 

では、今、『ビジネス手帳』をどのように使っているのでしょうか?

 

この辺りをハッキリさせたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>2022年版ダイアリー

>入荷しました!

>ビジネス手帳

>モレスキンシリーズ・・・

>他にもたくさんございます。

>是非お立ち寄りください!

 

 

→『ビジネス手帳を、どのように使っているのか?』

 

→多くの方が使っていることで、問い掛けましょう。

 

→そして、『実は・・・』と、手帳の上手い使い方を伝えて、必要性を強調します。

 

→そうしないと、『ビジネス手帳』の良さが伝わらないので、スマホやタブレットで代用されてしまうのです。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(文房具店のビジネス手帳)

ビジネス手帳をスケジュール管理だ
けに使っていませんか?
実は、手帳を上手く使いこなすと仕
事の結果が変わって来るんですよ!

コツは、ちょこちょこっと書くだけ
◆達成したい数字やスケジュールは
月のページに書く
◆日々のページには、取り組む行動
と行動数を書く
◆その日の終わりには、次はどうす
るかなどの改善点を、日記風に書き
振り返る

たったこれだけで、ムダな時間が省
け効果的な行動ができるでしょう。
手帳は五感を使って確認するツール
なので、スマホやタブレットにない
魅力があるのです。
行動を変えるためには、まずは手帳
から、ぜひ店内で使いやすい手帳を
お探し下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『ビジネス手帳が入荷したこと』をお知らせするだけでなく、『ビジネス手帳がこんなに役に立つこと』をお伝えするのが今回のポイントです。

 

→手帳は上手く使えば、まだまだ便利で効果的なビジネスツールになります。

 

→しかし、上手な使い方を知らないために、ほとんどの人が損をしているのです。

 

→だから、この辺りを伝えることで、手帳の必要性に気付いてもらいます。

 

→ここに気付けない人が、スマホやタブレットに流れるのです。

 

→どうでしょうか?

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則