店頭看板の事例(料理店のキューバサンド) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

料理店さんの『キューバサンド』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

料理店さんが、『キューバサンド』をおすすめしている店頭看板です。

 

『キューバサンド』は、2014年公開のアメリカ映画、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』から人気になりました。

 

この辺りをちょっと付け加えてみたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>『営業時間』

>キューバサンド

>あります。

>もちろん

>カヌレもあります。

>『店名』

 

 

 

→まず、最近、『キューバサンド』に人気があることで、投げ掛けます。

 

→例えば、『最近じわじわ人気が広がりつつあるキューバサンドってご存知ですか?』

 

→この後、『なぜ、人気に火がついたのか?』を伝えます。

 

→例えば、『アメリカ映画、シェフから人気に火が付いたサンドイッチです』

 

→ここまでで、映画好きの人なら、『そう言えば、あの時のサンドイッチか』となるでしょう。

 

→そうでない人でも、『へぇ~、そうなんだ』と、興味を持つのです。

 

→この後、『どんなサンドイッチなのか?』を、簡単に説明します。

 

→この時、やっぱり写真が欲しいです。

 

→今回は、『テイクアウト』を行動の促しとしました。

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(料理店のキューバサンド)

最近じわじわ人気が広がりつつある
キューバサンドってご存知ですか?
アメリカ映画『シェフ』から人気に
火が付いたサンドイッチです。

キューバブレッドというパンに、マ
スタード、ローストポーク、ハム、
チーズ、ピクルスを挟み、表面にバ
ターを塗って、サンドイッチプレス
で焼くので、周りがカリッとした食
感になります。

テイクアウトして、自宅やオフィス
で食べるのにピッタリです。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→人気があるのにあまり知らない商品は、『人気になったきっかけ』を伝えることが今回のポイントです。

 

→その上で、写真を出して、商品説明します。

 

→こうすると、何となくイメージできるので、興味を持ってくれるお客さんが現れるのです。

 

→お店の中で食べてもらいたいですが、最初は、『テイクアウト』してもらいましょう。

 

→その方が、ハードルが下がるので、行動しやすくなります。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則