店頭看板の事例(整骨院の交通事故治療) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整骨院さんの『交通事故治療』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整骨院さんが、『交通事故治療』をおすすめしている店頭看板です。

 

『交通事故』に巻き込まれるのはイヤなことですが、体のケアは十分にする必要があります。

 

そんな『交通事故治療』について丁寧にお伝えしているのがいいですね。

 

できれば、お客さんの内面をちょっと刺激すると、もっとよくなる気がします。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>交通事故にあったら

>治療は?保険は?

>『店名』では

>交通事故治療が受けられます!

>1.治療費は0円で受けられます!

>2.保険会社との対応をサポート!

>3.加害者でも治療はしっかりと!

>4.病院と併用して通院できます!

>交通事故でお悩みの方は

>お気軽にご相談下さい。

 

 

 

→お客さんの内面を刺激するには、現状の問題を投げ掛けることから始めます。

 

→例えば、『交通事故のケガやむち打ちなどを、軽く見ていませんか?』

 

→このように投げ掛けると、『えっ、軽く見ていないけど、何かあるの?』と、現状に疑問を持つのです。

 

→そうしたら、『実は、1週間ほどで症状は軽減しても、深い部分の痛みがまだ残っているんですよ!』と刺激します。

 

→『そのため・・・』と、さらに刺激するのです。

 

→そうしておいて、『当院での・・・』とつなげて行きます。

 

→念のために言っておくと、お客さんの内面を刺激するのは、行動してもらうためです。

 

→そうしないと、お客さん自身が、後で辛い思いをしてしまいます。

 

→だから、最後はもちろん行動の促しですね。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整骨院の交通事故治療)

交通事故のケガやむち打ちなどを、
軽く見ていませんか?

実は1週間ほどで症状は軽減しても
深い部分の痛みがまだ残っているん
ですよ!

そのため、治療機会を逃してしまう
と、回復に時間がかかったり、後遺
症が残ってしまったりすることもあ
ります。

当院での交通事故による治療費は、
かかりません。レントゲンやMRI
では分からない痛みを感じたら、一
人で悩まず、ぜひご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→手続きや条件などの情報だけでなく、お客さんの内面を察して刺激してあげることが今回のポイントです。

 

→『交通事故』は、非日常の出来事になります。

 

→だから、非日常のケアが必要なのです。

 

→しかし、仕事や家事の忙しさから、どうしても後回しになります。

 

→それでは、いけないのです。

 

→この辺りをプロとして、しっかりと刺激しなければいけません。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則