店頭看板の事例(歯科医院のホワイトニング) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

歯科医院さんの『ホワイトニング』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

歯科医院さんが、『ホワイトニング』をおすすめしている店頭看板です。
 
『あなたの歯は白色?黄色?』、ストレートで面白いと思います。
 
できれば、『お客さんの現状シーン』からスタートしたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>『店名』
>ホワイトニング
>あなたの歯は白色?黄色?
>歯を白くすることでお顔の印象が
>ぐ~んと変わります!
>ホワイトニングはじめてみませんか?
>『電話番号』
>お気軽にお問い合わせ下さい
 
 
 
→まず、お客さんの現状シーンで呼びかけます。
 
→例えば、『笑顔が何となくぎこちないあなたに』です。
 
→この後に、『あなたの歯は白色?黄色?どちらですか?』と、問い掛けます。
 
→そして、『実は、歯の色がくすんでいると、無意識に笑顔が不自然になるんです』とするのです。
 
→こうすることで、『笑顔と歯の色が関係している』ことに気付きます。
 
→ここで、『あっ、そうだったのか!』と思う人だけに、その後の情報を届けるのです。

 

→ここを割り切ることで、『ホワイトニング』につなげやすくなります。
 
→この後に、ハッキリした効果を説明して、最後に行動を促しましょう。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院のホワイトニング)
笑顔が何となくぎこちないあなたに
あなたの歯は白色?黄色?どちらで
すか?

実は、歯の色がくすんでくると、無
意識に笑顔が不自然になるんです。

 

そんな時は、歯のホワイトニング!
白い歯は、笑顔の印象を変え、あな
たを若々しく、明るくしてくれるこ
とでしょう。

ニッコリ笑えないな~と思ったら、
今すぐご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→いきなりストレートに問い掛けるよりも、『お客さんの現状シーン』で呼び掛けることが今回のポイントです。
 
→こうすることで、『現状に疑問がある』ことに気付きやすくなります。
 
→『現状に疑問がある』と、こちらの情報を読んでもらいやすくなるのです。
 
→その上で、商品から得られる効果をハッキリ伝えます。
 
→そして最後も、『お客さんの現状シーン』を使って、行動を促すのです。
 
→そうすると、行動を起こすきっかけとなります。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
 
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