こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
『その自信は、どこから来るのかな?』と感じるような、『根拠のない自信を持っている人』がいます。
あなたの周りにも、そんな人いませんか?
一方、実力があるのに、『自信が持てない人』もいます。
どこに違いがあるのでしょうか?
一番の原因は、『過去の経験』の解釈の違いです。
極端な話、『過去の経験』が同じであったとしても、解釈の違いで変わって来ます。
なぜなら、例え同じであったとしても、その経験には、『影と光の二面性』があるからです。
影の部分を見ていたら、『過去の経験』は、恥ずかしいものになるでしょう。
しかし、光の部分を見ていたら、『過去の経験』は、自信の裏付けになります。
つまり、自分の経験を否定的に見る人と、自分の経験を肯定的に見る人は、おのずと違って来るのです。
否定的に見る人は、自分自身を信じることができません。
しかし、肯定的に見る人は、自分自身を信じられるのです。
『光が当たれば、影ができる』
『光が強ければ、影は深い』
と言われます。
では、今までのあなたは、影と光のどちらを見ていたでしょうか?
そして、これからのあなたは、影と光のどちらを見て行くのでしょうか?
もしも、『影を見るクセ』があったとしたら、その影を作っている『光を見るクセ』に変えてみませんか?
<例えば>
何かで『大きな失敗』をして、恥ずかしい思いをしたとします。
自分の方向から『影を見るクセ』のあるあなたは、十中八九、『失敗の原因』を探すことでしょう。
『自分は、どこが悪かったのか?』、必死で考えます。
しかし、いくら『失敗の原因』が分かったしても、自信を無くすだけです。
それよりも、『光を見るクセ』を意識します。
どういうことかと言うと、『大きな失敗』が『影』なら、『それを光の方向から見たら、良い行動とは、何になるだろうか?』と考えるのです。
ポイントは、『光』の方向であるお客さん側から見直します。
そして、『良い行動』と思われることを、とにかく探すのです。
そうすると、その行動で、良い結果が少しでも出ると、あなたの自信になります。
その行動を続けて、例え『大きな失敗』になったとしても、同じように考えましょう。
このようにして、『影を見るクセ』から『光を見るクセ』に意識が変わると、あなたの『考え方』や『やり方』、『関わり方』も変わってくるはずです。
そうすると、『良い行動』から『成功につながる原因』が見えて来ます。
もしも、見えて来なければそれが見えて来るまで、『行動』して失敗し続ければいいのです。
言わば、『成功のための失敗』を、やり続けます。
そうすると、『根拠のない自信』を持てるようになるのです。
誰でも過去に多くの経験をしています。
その経験の『影の部分を見ていたのか?』、『光の部分を見ていたのか?』、どちらなのかが重要です。
もしも、『影の部分を失敗だと思っていたら、光の部分の成功はどこだろうか?』と、考えてみて下さい。
なぜなら、『失敗と成功、影と光は一対』だからです。
つまり、影が分かれば、光が分かります。
とはいえ、光が分かるまでには、時間がかかるかもしれません。
しかし、『光を見るクセ』がついていたら、その時間もあっという間です。
ここが理解できると、『失敗すること』が楽しくなりますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則