店頭看板の事例(エステサロンのセルライト取り) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

エステサロンさんの『セルライト取り』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

エステサロンさんが、『セルライト取り』をおすすめしている店頭看板です。
 
『セルライト』とは、脂肪に老廃物がついたデコボコの塊りになります。
 
これが一度できると、なかなか落ちないのです。
 
この辺りを、ちょっと付け加えてみますね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>夏までにGET『店名』理想のBODY!
>特別クーポン
>セルゼロ60分(2部位)+遠赤外線サウナ
>¥11500→¥7800
>『店名』独自の手技でしっかり流して
>骨から整え、大人気のセルゼロでしぶとい
>セルライトも溶かします!
>『痩せにくい体』を『痩せやすい体』に・・・
 
 
 
→まず最初に、『共感』してもらいます。
 
→『共感』してもらうためには、『あなたのことが、よく分かっていますよ』と感じてもらう投げ掛けをしなければいけません。
 
→例えば、『体質的に脂肪が付きやすあなたに』、『太ももやお尻、お腹周りが気になっても、どうすることもできないと諦めていませんか?』
 
→このようにすることで、『私のことを、分かってもらえるかも』と感じてもらえます。
 
→そうしておいて、ズバリ原因を言い切るのです。
 
→例えば、『原因は、セルライトのせいかもしれませんよ!』
 
→これで、『あなたは悪くない、悪いのは、セルライトです』となるので、あなたを味方と思ってもらえます。
 
→そうすれば、後は、『セルライト』のこと、『それを取り除く施術』のことを伝えるといいでしょう。
 
→最後は、『〇〇と思ったら、こちらまで!』と、行動を促します。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(エステサロンのセルライト取り)
体質的に脂肪が付きやすいあなたに

太ももやお尻、お腹周りが気になっ
ても、どうすることもできないと諦
めていませんか?

原因は、セルライトのせいかもしれ
ませんよ!

セルライトとは、脂肪に老廃物がつ
いたデコボコの塊りで、一度できて
しまうとなかなか落ちないのです。
そこで、セルゼロ60分(2部位)
+遠赤外線サウナ ¥11500
体を温めて血行を良くし、代謝を上
げてから脂肪を燃焼させます。
やせたい所だけスッキリさせたいと
思ったら、こちらまで!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『特別クーポン』を出す前に、まずお客さんをハッキリさせて投げ掛けることが、今回のポイントです。

→そうしないと、本来もらえる利益が取れなくなり、資金繰りが悪くなります。
 
→本当に困っているお客さんには、『特別クーポン』はいりません。
 
→しかし、そのためには、お客さんに共感され、納得されるメッセージを作る必要があります。
 
→納得された後も、お客さんの背中を一気に押してあげるのです。
 
→『やせたい所だけスッキリさせたいと思ったら・・・』は、行動を刺激する言葉になります。
 
→なぜなら、『本当にそう願っている』からです。
 
→割引かなくても集客できるようになれば、もうあほらしくて割引きなんかできなくなりますよ。


こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
 
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