店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのリフレクソロジー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

リラクゼーションサロンさんの『リフレクソロジー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

リラクゼーションサロンさんが、『リフレクソロジー』をおすすめしている店頭看板です。
 
『リフレクソロジー』とは、足の裏や手のひらにある『反射区』を刺激することで、そこと密接に関わる全身に働きかけるケアを言います。
 
『反射区』とは、抹消神経が集まった個所で、点ではなく面の感じです。
 
足の裏を刺激するのが『フットリフレ』で、手のひらを刺激するのが『ハンドリフレ』と言われています。
 
この辺りを、ちょっと付け加えてみたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>体の疲れ、足の疲れ、とりましょう!
>◆冷えが気になる方
>リフレクソロジー 20分
>ハンドリフレクソロジー 20分
>4320円
>◆ガッツリ疲れを取りたい方
>リフレクソロジー 40分
>ボディケア 70分
>10800円
 
 
 
→まず、2つの商品メニューをおすすめしていますが、どちらか1つに絞りたいと思います。
 
→なぜなら、1つに絞らなければ、単なる売り込みになって、お客さんにメッセージが届かないからです。
 
→例えば、『冷えが気になる方』に呼び掛けるとしましょう。
 
→そうすれば、この方が、『イヤな気持ちになるシーン』を投げ掛けます。
 
→例えば、『朝起きた時、何となく体がだるくありませんか?』
 
→もしも、『そうそう、あるある』と感じてもらえれば、その方は、必ず読み続けてもらえます。
 
→なぜなら、自分事なので、関心があるからです。
 
→しかし、『体の疲れ、とりましょう』とイキナリ言われても、『そうようね』とは、まだなりません。

→なので、まず、『そうそう、あるある』と感じてもらわなければいけないのです。
 
→これができれば、この後の『リフレクソロジー』につなげやすくなります。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのリフレクソロジー)
冷え性やむくみが気になるあなたに
朝起きた時、何となく体がだるくあ
りませんか?

それは、あなたが気付かないうちに
体に疲れが溜まっているからです。
フットリフレやハンドリフレをする
ことで、血行が良くなり体の内側か
ら不調をケアします。
リフレとは、足の裏や手のひらにあ
る神経が集まった部位を刺激するこ
とで全身に働きかけるやり方です。

フット&ハンドリフレ 4320円
『いつもと違うな~』と感じたら、
今すぐ、お試し下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→イキナリ『〇〇しましょう』とおすすめするよりも、お客さんに『そうそう、あるある』と共感してもらうことが今回のポイントです。
 
→共感してもらうには、お客さんに、『イヤな気持ちになるシーン』を思い出してもらいます。
 
→そうすると、そのシーンを思い浮かべた時、『そうそう、あるある』となるのです。
 
→『イヤな気持ちにあるシーン』をイメージしてもらった後は、『それが解消した後のシーン』につなげるようにします。
 
→そのための流れとして、あなたの商品メニューが必要になるのです。
 
→このような流れでメッセージを作ると、本当に困っているお客さんは、興味を持ってもらえます。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
 
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