こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
観光地の休憩所さんの『葛もち』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
観光地の休憩所さんが、『葛もち』をおすすめしている店頭看板です。
観光地の休憩所さんの『葛もち』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
観光地の休憩所さんが、『葛もち』をおすすめしている店頭看板です。
観光地の絶景を見に来たお客さんに、本場の吉野葛の『葛もち』も一緒に食べて欲しいという気持ちが伝わってきます。
その強い気持ちを、お客さんに投げ掛けてみましょう。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>絶景
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>絶景
>・お抹茶
>・コーヒー
>手練 もっちり葛もち、くずきり
>お抹茶セット コーヒーセット
>¥700
→では、強い気持ちを、お客さんに投げ掛けるには、どうすればいいのでしょうか?
→めったに来られないお客さんへの投げ掛けは、ちょっとキツメの方がいいですね。
→例えば、『これを食べずに帰るんですか?』
→このように投げ掛けると、一瞬立ち止まります。
→そうしたら、例えば、『せっかくここまで来たのに、絶景だけではもったいないですよ!』と続けるのです。
→このように続けると、『えっ、何がもったいないのかな?』となり、この後で、『葛もち』を紹介するととてもつなげやすくなります。
→そうすると、『せっかくだから、ちょっと休んで行こうか』となるお客さんが増えるのです。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(観光地の休憩所の葛もち)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(観光地の休憩所の葛もち)
これを食べずに帰るんですか?
手練したもっちり感のある葛もちに
甘~い黒蜜ときな粉をたっぷりかけ
て、お抹茶と一緒にお召し上がり下
さい。
葛もちお抹茶セット ¥700
ちょっと疲れたと思ったら、ぜひ!
『店名』『電話番号』『営業時間』
せっかくここまで来たのに、絶景だ
けではもったいないですよ!
『本場、吉野葛を使った葛もち』
手練したもっちり感のある葛もちに
甘~い黒蜜ときな粉をたっぷりかけ
て、お抹茶と一緒にお召し上がり下
さい。
葛もちお抹茶セット ¥700
ちょっと疲れたと思ったら、ぜひ!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→観光地などのめったに来られないお客さんに対しては、『せっかくここまで来たのに、もったいないですよ!』と、希少価値に気付かせてあげることが今回のポイントです。
→この時のポイントは、『どこに希少価値があるのか?』になります。
→今回の場合は、『本場、吉野葛を使った葛もち』です。
→しかも、それを絶景地で食べると、さらに希少価値が上がります。
→そうすると、『思い出』が膨らむのです。
→しかも、それを絶景地で食べると、さらに希少価値が上がります。
→そうすると、『思い出』が膨らむのです。
→その上で、『思い出のお土産』として、『葛もち』を持って帰ってもらうと、みやげ話が盛り上がります。
→絶景の観光地は、お店の財産です。
→上手く使うと効果があります。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
(無理な勧誘はしませんので、安心してご相談下さい)