『現状に痛み』があっても行動できない社長さんへ | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。



売上げが伸び悩んで来ると、色々と『現状に痛み』が出て来ます。

しかし、『どうすればいいのか?』分からない社長さんが多いのです。

 

分からないから辛いけど、何もせず、現状のままを続けています。

 

 

 

そんな時、もしも、『その痛みを解消するやり方』を知る機会があれば、興味を持つことでしょう。

 

なぜなら、『現状の痛みから、逃げられそう』と感じるからです。

 

 

このように感じると、条件付ですが、『新しい現状』が目の前に現れます。

そのため、気持ちが少し和らぐのです。

 

 

では、そんな『現状の痛み』を解消してくれる情報とは、何でしょうか?

 

 

<例えば>

 

売上げで伸び悩んでいる場合は、次の5つのやり方の情報が有効です。

 

◆(1)『商品の本来価値の創り方』

 

◆(2)『本来価値のお客さんへの伝え方』

 

◆(3)『スタッフさんのお客さんへの接し方』

 

◆(4)『来店後のアフターフォローでの関わり方』

 

◆(5)『お店の雰囲気の在り方』

 

 

 


この5つのやり方を知ることで、『現状の痛みから、逃げられそう』と感じます。

 

なので、

 

◆(A)『この5つのやり方の情報を提供できる』と伝えるのです。

 

 

そうすると、売上げで伸び悩んでいる社長さんは、興味を持ちます。

 

そこで興味を持たれた社長さんに、これらの情報を1つづつ提供して行くのです。

 

これらの情報を定期的に読んでいると、今まで、『どうすればいいのか?』分からなかった社長さんでも、『新しい現状』が見え出します。

 

そして、さらに読み続けて行くと、『ちょっと先の未来の姿』まで見えて来るのです。

 

この時、『まだ見ぬ未来の姿』には実感を持ちませんが、『新しい現状』には実感を感じることができます。

 

そうすると、『ふと、行動してみよう!』となるのです。

 

 

 

 

通常、ここまでの情報は無料で提供します。

 

なぜなら、もしも(A)の情報を有料で提供してしまうと、『お金を払って、知識を得よう』としてしまうことが多いからです。

 

そうすると、俗に言う、『分かったつもり』になります。

 

『お金を払うから、その分の元をとろう』とするのです。

 

『分かったつもり』になった人は、行動しません。

 

例え行動したとしても、少し上手く行かなくなると、『(A)の情報のせい』にして、行動を止めてしまいます。

 

そして、また別の情報を探そうとするのです。

 

これの繰り返しをやっている社長さんが結構多くいます。

 

 

 

なので、『(A)の情報』は、無料がいいのです。

 

無料にすると何がいいのかと言うと、『何となく』流し読みすることが多くなり、なかなか『分かったつもり』になりません。

 

しかし、この『何となく』は、無意識に影響を与えます。

 

定期的に、『何となく』が無意識に影響を与え続けると、『ふと、行動してみよう』という気持ちになるのです。

 

 

 

そうなった時に、

 

◆(B)『個別対応のサポートをします』と、有料でのお誘いをすればいいのです。

 

『一緒に未来の姿の実現を目指しましょう』と、背中を押すと行動しやすくなります。

 

 

なぜなら、『現状の痛みから、逃げられそう』と脳が感じるだけで、実際の『現状の痛み』は行動するまで、ずっと痛み続けるからです。

 

 

 

だから、社長さんの痛みを和らげたあげるために、

 

(A)で『新しい現状』を感じてもらいます。

 

そして、

 

(B)で『未来の姿』までサポートすると約束するのです。

 

 

 

このような2つの区分で流れを作ってあげると、売上げで伸び悩んでいる社長さんに、こちらのメッセージが届きやすくなります。

すると、行動できるのです。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則