店頭看板の事例(洋菓子店のハロウィンのお菓子) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

洋菓子店さんの『ハロウィンのお菓子』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

洋菓子店さんが、『ハロウィンのお菓子』をおすすめしている店頭看板です。
 
今日はハロウィンの日、今年もハロウィンがやって来ましたね。
 
日本では、宗教的な儀式と言うよりも、季節のイベントの1つになっているようです。
 
アニメや映画のキャラクターを真似た格好で、思い思いの仮装やコスプレを楽しんでいます。
 
また、ハロウィンならではのかぼちゃのお化けなどを飾ったハロウィングッズも好評です。
 
洋菓子店では、もちろんハロウィン限定のお菓子を販売しています。
 
この辺りを少し伝えてみたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>Happy Halloween
>2018年平成最後のハロウィンもたくさんの
>・チョコやキャンディが入ったプチギフト
>・優しい甘さのパンプキンクッキー
>・ハロウィンドリームラムネなど
>といったカワイイおかしを他にもご用意しております
 
 
 
→最初は、季節の話題から入りたいですね。
 
→例えば、『もうすぐ大人も子どもも楽しいハロウィンですね』
 
→そして、問い掛けます。
 
→例えば、『仮装やコスプレ、お菓子の準備はお済ですか?』
 
→このようにして、『季節の話題』、『問い掛け』をすることで、『ハロウィンを楽しみたい人』はワクワクします。
 
→なぜなら、昨年の楽しい体験を思い出すからです。
 
→そうすると、『そうか、もうすぐハロウィンか』と、感情が刺激されます。
 
→こうして感情が刺激した後に、商品につなげて行きたいですね。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(洋菓子店のハロウィンのお菓子)
もうすぐ大人も子どもも楽しいハロ
ウィンですね!

 

仮装やコスプレ、お菓子の準備はお
済ですか?

 

当店では見るだけで可愛なっちゃう
ハロウィン限定のお菓子をご用意!

◆チョコやキャンディ入プチギフト
◆優しい甘さのパンプキンクッキー
◆ハロウィンドリームラムネなど

今年も、季節のイベントとして思い
思いの仮装と沢山のお菓子でお楽し
み下さいね。店内でご試食OK!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『ハッピー ハロウィン』と呼び掛けるのもいいですが、『ハロウィンを楽しみたい人』が

ワクワクするような問い掛けをしてあげることが今回のポイントです。

 

→とは言え、たった数行でワクワクさせるには無理があります。

 

→なので、『昨年の楽しい体験』を思い出してもらうのです。

 

→これなら、たった数行でワクワク感を思い出してもらえます。

 

→このワクワク感があるのとないのとでは、反応が全く違うのです。

 

→それと、最後の『店内でご試食OK!』という行動の促しは必ずいれて下さいね。

 

→これを書くと、入店されるお客さんが増えるはずです。

 



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則