仕事の目的を目標という形にするには? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



仕事は、何らかの目的や目標を持って、取り組んでいるはずです。

 

しかし、ここが曖昧だと上手く達成しません。

 

 

仕事の目的とは、『〇〇したいため』、『○○が好きなため』など、『想い』で表されることが多いです。

 

<例えば>

 

◆『○○が欲しい』

 

◆『楽しく働きたい』

 

◆『生きがいや、やりがいが欲しい』

 

◆『お客さんに喜ばれたい』

 

◆『お客さんの笑顔が見たい』

 

などのために、仕事をするのです。

 

 



一方、仕事の目標とは、『いつまでに』、『どれくらい』など、『数字』で表されることが多いでしょう。

 

<例えば>

 

◆『売上げを〇〇〇万円達成する』

 

◆『年収が〇〇〇万円になる』

◆『地域で一番楽しいお店になる』

 

◆『笑顔が一番素敵と言われる』

 

などを目指して、仕事をすることが多いはずです。

 

 

 

では、これらの『目的』と『目標』には、どんな関係があるのでしょうか?

 

これは、『目的の強さ』や『目標の時期と大きさ』にも関係しますが、通常は、『目的を最大にしたものが、目標』と言われています。

 

 

 

例えば、仕事の目的が、『お客さんに喜ばれる仕事で、楽しく働きたい』だったとしましょう。

 

この『目的の強さ』で、目標も変わって来るのです。

 

<例えば>

 

(1)毎月の売上げが100万円で、客単価が5千円のお店なら、『毎月200名のお客さんと出会い、その中でお客さんに喜んでもらえばいい』と、考えます。


その方が、『楽に、楽しく働ける』からです。

 

 

しかし、それでは満足できない『目的が強い人』は、

 

(2)毎月の売上げが300万円で、客単価が5千円のお店なら、『毎月600名のお客さんと出会い、その中でより多くのお客さんに喜んでもらいたい』と考えた方が、『さらに楽しく働ける』と想う人もいます。

 

 

つまり、『毎月200名のお客さんと出会うお店がよいと考える人』と、その3倍の『毎月600名のお客さんと出会うお店がよいと考える人』がいて、それぞれの想いの中で、それぞれの人達が働いているのです。



このように、目的と目標が違っている場合は、続けて達成することが難しくなります。

 

 

<例えば>

 

みんなの頑張りで、毎月の売り上げが300万円を達成して、600名のお客さんと出会えて、多くのお客さんに喜ばれたとしましょう。

 

しかし、目的と目標が違っているので、『このような働き方は、楽しくない』と、想う人が現れて来ます。

 

その人を、『やる気がないからそう想うのだ』とか、『なまけようと想うから、頑張りが足らなくなるのだ』と、目先の問題だけを見てはいけません。

 

ここでの一番の問題は、『仕事の目的』と、『その目的を最大にされた目標』が共有されていないことです。

 

特に、一緒に働く仲間が多いほど、目的と目標の共有化は大切になります。

 

ここが共有できていなければ、どんな目標を立てても、達成できないのです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

では、あなたのお店の『仕事の目的』は、何でしょうか?

 

『その目的を最大にした目標』は、『いつまでに』、『どれくらいに』することでしょうか?

 

その目的と目標は、一緒に働く仲間と共有できているでしょうか?

 

 

大切なことなので、一度考えてみて下さいね。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則