店頭看板の事例(ボイストレーニング教室の生徒募集) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

ボイストレーニング教室さんの『生徒募集』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

ボイストレーニング教室さんが、『生徒募集』している店頭看板です。
 
単刀直入にお知らせしています。
 
ただ、お客さんは、ボイストレーニングがしたいのではありません。
 
では、何がしたいのでしょうか?
 
多くの方は、『歌いたい歌を、思い通りに歌って、楽しみたい』のです。
 
この辺りを伝えて行きます。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>声楽、ボイストレーニング
>生徒募集中です。
>体験レッスン(30分)500円
>受け付けております!
>声の出し方が変わると
>立ち姿も変わりますよ!
>お問合わせ
>『電話番号』
 
 
 
→歌が苦手な方、歌が上手になりたい方によって、目指す所は違います。
 
→しかし、『歌いたい歌を、思い通りに歌って、楽しみたい』という目的は同じです。
 
→であれば、『あなたの歌いたい歌は、何ですか?』と問い掛けてみてはどうでしょうか?
 
→そして、『ボイストレーニングすると、どうなるのか?』を伝えます。
 
→その上で、『まずは、体験レッスンからお試し下さい』と、行動を促したいですね。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ボイストレーニング教室の生徒募集)
あなたの歌いたい歌は、何ですか?

 

ボイストレーニングで、声の出し方
や歌い方のコツを身に付けると、歌
いたい歌が思い通りに歌えるように
なります。

独学では気付けない、あなたの問題
点を短期間で改善!

ボイストレーニング体験レッスン
(30分)500円

今まで以上に歌を楽しみたい方に、
おすすめです。まずは、歌いたい歌
を聞かせて下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→お店が言いたいことを、単刀直入に知らせるのではなく、お客さんが叶えたいことを、分かりやすく伝えるのが今回のポイントです。
 
→歌を歌いたくなるのは、『誰かに、上手に聞かせたい人』ばかりではありません。
 
→『ストレス発散に、歌いたい人』や、『カラオケで恥をかきたくない人』もいるはずです。
 
→それぞれに、歌いたい歌があります。
 
→だから、『あなたの歌いたい歌は、何ですか?』と聞いてあげればいいのです。
 
→この質問で、『ボイストレーニング』が、一気に身近なものになると思います。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則