こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
業績を伸ばしているお店は、何をしていると思いますか?
一言で言うと、それは、『検証と仮設の繰り返し』です。
逆に、業績を伸ばしていないお店は、業績を伸ばしていないことを、何年もずっと、『検証』し続けています。
もっと言うと、業績を伸ばしていないことを、何年もずっと、『検証』し続けていることに気付いていないのかもしれませんね。
このことに気付いていないから、『新しい仮設』を立てようとしないので、『新しい検証』ができないのです。
『検証』とは、『今、何をやっているのか?』、『そのやり方で、求める結果が出ているのか?』を調べることを言います。
この『検証』が意識できるようになると、次のようなことを感じるのです。
◆(A)『このままでいい』と、期待感を持つ
◆(B)『このままではいけない』と、危機感を持つ
そうすると、『仮説』を立てることができるでしょう。
<例えば>
(A)の『このままでいい』と感じたのならば、『もっとお客さんに喜んでもらうには、どうすればいいのか?』と、さらに良くなることを、頭の中で仮に考えてまとめることができます。
これが、『仮説』です。
また、(B)の『このままではいけない』と感じたのなら、全体的には業績が伸び悩んでいたとしても、部分的にどこか業績が伸びているところがあるはずなので、それを探して、
◆『どんなお客さんに喜ばれているのか?』
◆『何が喜ばれているのか?』
◆『どうして喜ばれているのか?』
をハッキリさせて、『ここをこうすれば、全体の業績が伸び出すのではないだろうか?』と、『仮説』を立てることができます。
このようにして、自分で『仮説』を立てたとすると、『その仮説が、正しいのか?』、『それとも、間違っているのか?』を確かめたくなるものです。
それが、『検証』になります。
つまり、今までの流れから、『新しい仮設』を考えて、それを、すぐに実行することで、『今までの検証』から、『新しい検証』に脱皮できるのです。
たとえ、『新しい仮設』が良くなかったとしても、その『検証の結果』から、また『新しい仮設』が考えられることでしょう。
この『検証と仮設の繰り返し』こそが、業績を伸ばしているお店がやっていることです。
そして、これらのことが当たり前に習慣化され、無意識にできているところがポイントになります。
どうでしょうか?
あなたのお店は、今、どんな『検証』を行っているでしょうか?
何を無意識にやっているでしょうか?
もしも、何年も同じことを無意識にやり続けていると感じたら、
◆(A)『このままでいい』
◆(B)『このままではいけない』
を、判断してみて下さい。
きっと、『新しい仮設』を生み出すきっかけになるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則