店頭看板の事例（美容室の頭皮エステ）

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

美容室さんの『頭皮エステ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

美容室さんが、『頭皮エステ』をおすすめしている店頭看板です。

でも、『本気の育毛などを、体験してみませんか？』と投げ掛けても、なかなかイメージしにくいような気がします。

なので、『現状の悩み』で投げ掛けたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『＞』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

＞『店名』

＞本気の育毛、癒し、安心安全

＞おためし　５１８４円

＞通常　７０２０円

＞体験してみませんか？

＞頭皮洗浄エステ

＞当店いちおしメニューです

＞『電話番号』

＞鳥居のとなりです！

→では、どんな悩みで投げ掛ければいいのでしょうか？

→一番投げ掛けやすいのは、『冬に起こりやすい髪トラブル』です。

→この悩みで投げ掛けて、『頭皮エステ』につなげて行きます。

→そのためには、髪トラブルになる原因と、その対策という流れが必要です。

→それと、ネーミングは、『冬の髪トラブル改善・頭皮エステ』とハッキリさせるといいでしょう。

→最後は、行動の促しも忘れずに！




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例（美容室の頭皮エステ）

抜け毛やパサつき、フケなど、冬に
起こりやすい髪トラブルで悩んでい
ませんか？

原因は、頭皮が冷えて栄養が届きに
くくなっていることと、乾燥による
毛髪のダメージです。
『頭皮エステ』をすると、毛穴に詰
まった汚れが落ち、頭皮が柔らかく
血行が良くなり、育毛効果が促され
ます。

冬の髪トラブル改善・頭皮エステ
￥７０２０
毎日のシャンプーではダメかも？と
感じたら、ぜひお試し下さい！
『店名』『電話番号』『営業時間』

【今回のポイント】

→いきなり『本気の育毛を体験してみませんか？』と投げ掛けるよりも、まず『現状、こんなトラブルで悩んでいませんか？』と、イメージしやすくすることが今回のポイントです。

→そうしないと、現実味が出て来ません。

→なぜなら、『本気の育毛』を考えている人は、また違うお客さんだからです。

→美容室の頭皮エステが必要なお客さんは、『今、どんなトラブルを抱えているのか？』を考えてみると、『どのように投げ掛ければいいのか？』のヒントがつかめると思います。

→今回のネーミングのように、『冬の髪トラブル改善・頭皮エステ』と目的をハッキリさせることでも、イメージしやすくなるでしょう。

→ポイントは、お客さんにまずイメージしてもらうことです。

→これができると、メニューにつなげることが簡単になりますよ。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則