店頭看板の事例(整骨院のくびれ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

整骨院さんの『くびれ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

整骨院さんが、『くびれ』をお知らせしている店頭看板です。
 
『くびれ作っちゃいます!』と、結果として『何ができるのか?』、とても分かりやすく書かれています。

イラストの『くびれ』もいいですね。
 
できれば、『どんな方に、どんな感じのくびれを作るのか?』があれば、もっと良くなると思います。


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>くびれ作っちゃいます!
>期間限定コース(7・8・9月)
>ラジオスティム+体幹トレーニング
>を組み合わせた集中コース
>詳しくはWebで!
>『Webアドレス』
 
 
 
→『くびれを作りたい』人は多いです。
 
→しかし、なかなかできません。
 
→なので、これで呼び掛けます。
 
→そして、『なぜできないのか?』、その原因を伝えるのです。
 
→その上で、『どれくらいのくびれが理想なのか?』を伝えれば、興味が湧いて来やすくなるでしょう。
 
→さらに、『少しくらいポッチャリしている方が、ぐ~んと魅力的なんですよ!』と、殺し文句を伝えると、『やってみようかな』につながります。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(整骨院のくびれ)
『くびれを作りたい』と毎回ダイエ
ットしているけど、なかなかできな
いあなたに

今度こそ、キュッとメリハリのある
くびれ体型を作っちゃいませんか?

実は、くびれはバランスが大切で、
やせるだけではダメなのです。
『ヒップ:ウエスト=1:0.7』
このバランスが理想で、少しくらい
ポッチャリしている方が、ぐ~んと
魅力的なんですよ!

今なら、くびれ集中コース実施中!
7~9月限定なので、お早めに!
詳しくは、『〇〇で検索』『Web
アドレス』まで 『店名』




【今回のポイント】

→『くびれ作っちゃいます!』と、結果として『何ができるのか?』を

伝えているのはいいのですが、できれば、『くびれを作りたいけど、なかなかできない人に』、『なぜできないのか?』、『どれくらいのくびれが理想なのか?』を伝えることが今回のポイントです。

 

→これらを伝えることで、お客さんが思っている『くびれのイメージ』と、『現実の理想のくびれのイメージ』が違うことに気付いてもらいやすくなります。

 

→そうすると、『ここなら、くびれが作れるかも』と、感じる方が増えるのです。

 

→お客さんは、『結果』だけ知らされても不安は消えません。

 

→『結果』につながる『原因』を知ることで、その『対応策』が知りたくなるのです。

 

→『結果』『原因』『対応策』は、ワンセットとして伝えて下さいね。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則