こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
洋菓子店さんの『シフォンケーキ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
洋菓子店さんが、可愛いイラストと一緒に『シフォンケーキ』をおすすめしている店頭看板です。
洋菓子店さんの『シフォンケーキ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
洋菓子店さんが、可愛いイラストと一緒に『シフォンケーキ』をおすすめしている店頭看板です。
季節限定のメニューの紹介と、その説明をしています。
『今しか食べられない初登場のメニュー』というニュース性があるので、これはこれでいいですね。
でも、できれば『誰に伝えたいのか?』がハッキリした方が、もっといいかもしれません。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>7・8月限定
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>7・8月限定
>トロピカルシフォンケーキ
>南国フルーツの(パッション&マンゴー)
>濃厚な味わいとさわやかな香りに
>包まれた 今夏初登場です。
→では、なぜ『誰に伝えたい』がハッキリした方がいいのでしょうか?
→それは、ハッキリした方がお客さんに共感されやすいからです。
→例えば、『甘いモノが好きだけど、太るのはイヤ!というあなたに』と、『誰に』をハッキリさせれば、『そうそう、私もそう!』と共感されやすくなります。
→もちろん、そんなお客さんばかりではないです。
→しかし、特定のお客さんが共感できるように伝えると、その他のお客さんも、『私はそうではないけれど、シフォンケーキいいかも』と、イメージしやすくなります。
→だから、『誰に伝えたいのか?』をハッキリされる必要があるのです。
→ここをハッキリさせられないのは、お客さんを限定してしまうと対象が減ると思ってしまうからでしょう。
→しかし、現実は逆です。
→お客さんを限定するから、共感されるお客さんが増えます。
→この後は、『知らない事実やその説明』をして、『メニューの紹介やその説明』をすればいいのです。
→最後は、やっぱり行動を促す一言で締めましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(洋菓子店のシフォンケーキ)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(洋菓子店のシフォンケーキ)
『甘いモノが好きだけど、太るのは
イヤ!』というあなたに
シフォンケーキは意外と低カロリー
って知ってましたか?
メレンゲを使って見た目にボリュー
ム感を出しているので、生クリーム
たっぷりのショートケーキよりカロ
リーを大幅にカットできるんです。
今夏初登場(7・8月限定)
『トロピカルシフォンケーキ』
パッションフルーツやマンゴーの濃
厚な味わいとさわやかな香りが楽し
めます。
店内で、ご試食して下さいね!
イヤ!』というあなたに
シフォンケーキは意外と低カロリー
って知ってましたか?
メレンゲを使って見た目にボリュー
ム感を出しているので、生クリーム
たっぷりのショートケーキよりカロ
リーを大幅にカットできるんです。
今夏初登場(7・8月限定)
『トロピカルシフォンケーキ』
パッションフルーツやマンゴーの濃
厚な味わいとさわやかな香りが楽し
めます。
店内で、ご試食して下さいね!
【今回のポイント】
→『何が初登場』と、商品だけをお知らせするのでなく、それを『誰に伝えるのか?』をハッキリさせることが今回のポイントです。
→『誰に』を限定してしまうと、少ないお客さんにしか伝わらないと考えちですが、実際は逆で、『誰に』をハッキリさせた方が、多くのお客さんに共感してもらえます。
→理由は、お客さんにイメージしてもらいやすくなるからです。
→理由は、お客さんにイメージしてもらいやすくなるからです。
→シフォンケーキを含めて、商品には多くの特徴があります。
→その『商品の特徴』につながりやすい、『誰に』に呼び掛けて、『何ができる』と伝えることがコツです。
→今回の場合は、『甘いモノが好きだけど、太るのがイヤな方に』、『シフォンケーキなら低カロリーなので、食べることができますよ!』と伝えています。
→このような内容を伝えると、『食べる言い訳ができる』ので、行動しやすくなるのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
次回のブログ記事は、お盆明けの8月16日(水)になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則