こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
薬局店さんの『日焼け止め』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
薬局店さんが、『日焼け止め』の商品をおすすめしている店頭看板です。
『商品を売りたい』という想いが強いと、どうしても『商品中心』のお知らせになってしまいます。
これを、『お客さんに使って欲しい』という想いに変えると、『お客さん中心』のメッセージに変わるのです。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>日焼け止め
>『商品名』UVケアミルク発売
>朝、化粧水の後に
>SPF50 PA++++
>紫外線吸収剤不使用
>・化粧下地として
>・よれない
>・崩れない
→ちなみに、『SPF50』とは、肌の表面が赤くならないように、紫外線B波を防ぐ目安の数値で、『SPF』が大きいほどその効果が高くなります。
→今回の『SPF50』とは、15分で赤くなる人なら、その50倍防ぐことができるのです。
→つまり、15分×50倍で、750分(12時間半)防ぐことができるようになります。
→もう一つの『PA++++』は、肌の奥の真皮に、紫外線A波が影響しない目安の数値で『+』が多いほど効果が高い。
→では、『お客さんに使って欲しい』というメッセージを出すには、何から始めればいいでしょうか?
→基本の考え方は、『どんなお客さんに使って欲しいために、呼び掛けているのか?』を最初にハッキリさせます。
→つまり、『こんなあなたに』とするのです。
→そして、次は、『こんなことしたくありませんか?』とします。
→ここまでで、『こんなお客さんに、こんなこと』がハッキリしますので、『そのためにこの商品』と、商品の説明をすれば理解してもらいやすいです。
→最後は、いつものように、行動の促しになります。
→今回の場合は、『手に塗ることができる』ので、『お試し』を促しましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(薬局店の日焼け止め)
【今回のポイント】
→『商品を売りたい』という商品中心のお知らせでなく、『お客さんに使って欲しい』というお客さん中心のメッセージに変えることが今回のポイントです。
→『どちらでも、そんなに変わりない』と思った人もいるかもしれません。
→それは、あなたが専門家で、『日焼け止め』という言葉から、『シミ、そばかす、しわ、たるみ』などの肌トラブルにつながるからです。
→しかし、お客さんには、具体的な言葉で伝えないと、イメージできません。
→ここを理解してあげて欲しいのです。
→そうすると、もっとお客さんに分かりやすいメッセージができると思います。
→どうでしょうか?
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
薬局店さんの『日焼け止め』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
薬局店さんが、『日焼け止め』の商品をおすすめしている店頭看板です。
『商品を売りたい』という想いが強いと、どうしても『商品中心』のお知らせになってしまいます。
これを、『お客さんに使って欲しい』という想いに変えると、『お客さん中心』のメッセージに変わるのです。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>日焼け止め
>『商品名』UVケアミルク発売
>朝、化粧水の後に
>SPF50 PA++++
>紫外線吸収剤不使用
>・化粧下地として
>・よれない
>・崩れない
→ちなみに、『SPF50』とは、肌の表面が赤くならないように、紫外線B波を防ぐ目安の数値で、『SPF』が大きいほどその効果が高くなります。
→今回の『SPF50』とは、15分で赤くなる人なら、その50倍防ぐことができるのです。
→つまり、15分×50倍で、750分(12時間半)防ぐことができるようになります。
→もう一つの『PA++++』は、肌の奥の真皮に、紫外線A波が影響しない目安の数値で『+』が多いほど効果が高い。
→では、『お客さんに使って欲しい』というメッセージを出すには、何から始めればいいでしょうか?
→基本の考え方は、『どんなお客さんに使って欲しいために、呼び掛けているのか?』を最初にハッキリさせます。
→つまり、『こんなあなたに』とするのです。
→そして、次は、『こんなことしたくありませんか?』とします。
→ここまでで、『こんなお客さんに、こんなこと』がハッキリしますので、『そのためにこの商品』と、商品の説明をすれば理解してもらいやすいです。
→最後は、いつものように、行動の促しになります。
→今回の場合は、『手に塗ることができる』ので、『お試し』を促しましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(薬局店の日焼け止め)
シミ、そばかす、しわ、たるみなど
日差しが強くなると、肌トラブルが
心配あなたに
気になる紫外線や乾燥から大切なお
肌を守りませんか?
SPF50 PA++++の
『商品名』なら、毎朝化粧水の後に
塗るだけで、シッカリ紫外線をブロ
ックし、うるおいのある若々しいお
肌を保ちます。
汗にも強いしサラッと馴染む感覚を
店内で、手に塗ってお試し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』
日差しが強くなると、肌トラブルが
心配あなたに
気になる紫外線や乾燥から大切なお
肌を守りませんか?
SPF50 PA++++の
『商品名』なら、毎朝化粧水の後に
塗るだけで、シッカリ紫外線をブロ
ックし、うるおいのある若々しいお
肌を保ちます。
汗にも強いしサラッと馴染む感覚を
店内で、手に塗ってお試し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『商品を売りたい』という商品中心のお知らせでなく、『お客さんに使って欲しい』というお客さん中心のメッセージに変えることが今回のポイントです。
→『どちらでも、そんなに変わりない』と思った人もいるかもしれません。
→それは、あなたが専門家で、『日焼け止め』という言葉から、『シミ、そばかす、しわ、たるみ』などの肌トラブルにつながるからです。
→しかし、お客さんには、具体的な言葉で伝えないと、イメージできません。
→ここを理解してあげて欲しいのです。
→そうすると、もっとお客さんに分かりやすいメッセージができると思います。
→どうでしょうか?
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則