店頭看板の事例(ドッグサロンのドッグホテル) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

ドッグサロンさんの『ドッグホテル』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

ドッグサロンさんが、2階をリニューアルして、『ドッグホテル』にしたことをお知らせしている店頭看板です。

ペットはもはや家族の一員になっています。

そんな大切な家族ですが、一緒に行けない事情が、まだまだ多いでしょう。

そんな時に、『ドッグホテル』があると便利だと思います。

その辺を、ちょっと書いてみたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>『店名』
>リニューアルOPEN『商品名』
>2Fがドッグホテルになりました
>広々とした空間で
>安心・安全・快適
>カメラも設置しています。
>待ってるヨ!
>(イラスト)



→では、『ドッグホテル』を利用するのは、どんな時でしょうか?

→すぐにイメージできるのが、『旅行の時』ですね。

→その他は、どうでしょうか?

→ここで、すぐに、こんな時、あんな時と出て来るようならいいのですが、おそらく、まだまだ出てこないのではないでしょうか?

→それでは、イメージが湧かないので利用してもらえないのです。

→なので、『こんな時にご利用下さい』と、お知らせする必要があると思います。

→そして、具体的に『こんな時』をお知らせするのです。

→その後で、『ドッグホテル』の簡単な説明をします。

→最後は、『困った時は、ご連絡下さい』と、行動を促しましょう。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ドッグサロンのドッグホテル)
リニューアルOPEN
2Fがドッグホテルになりました!

こんな時にご利用下さい。
◆やっぱり一番は旅行の時
◆出張で家をルスにする時
◆引っ越し作業や建て替えの時
◆飼い主さんが入院の時
◆のっぴきならない事情の時

ストレスなしに滞在できる広々空間
で、長期滞在OKです。お散歩も一
人ひとり丁寧に行います。

困った時は、ご連絡下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『リニューアルOPENしたこと』をお知らせするだけでなく、『どんな時に利用すればいいのか?』も合わせてお知らせすることが今回のポイントです。

→『どんな時』が具体的にイメージできないと、まず利用してもらえません。

→なので、まず『こんな時』とハッキリとお知らせするのです。

→そうすれば、『あ~、そんな時に利用すれば便利ね』となって、その時がくれば、連絡してもらいやすくなります。

→この場合は、『店名』と『電話番号』は必須です。

→今すぐでなくても、その時はいつ来るか分かりません。

→そんな時のために、連絡先は必ず伝えておきましょう。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則