手書きの効果について | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



あと半月ほどするとお正月ですね。

その前に、『やらなければいけないこと』に、年賀状があります。

確かに、『やらなければいけないこと』と書きたくなるほど、面倒臭いと思っている方が多いです。



では、なぜ面倒臭いと思うのでしょうか?



それは、『出すこと自体』が目的になっているからです。

そもそも年賀状を出す目的は、『ご挨拶』になります。

前年のお礼と今年のお付き合いの『ご挨拶』なのです。

それを、面倒臭い、邪魔臭いと思いながら行ったとしたら、意味がないと思いませんか?


確かに、大量の枚数を出さなければいけないとなると面倒臭いと思うかもしれません。

なので、どうしても表面の宛名や裏面の挨拶文まで、全て活字になってしまうのは無理がないですね。

しかし、それでも、『手書きで一言』あれば、少しはこちらの気持ちが届くのではないでしょうか?

<例えば>

◆(A)『お元気ですか?』

◆(B)『お変わりないですか?』

◆(C)『またお会いしたいですね』


これくらいはなら、『手書き』で書けると思います。

ひょっとしたら、『そんなことくらいなら書いているよ!』と、思われている方もいるかもしれませんね。


そんな方は、『相手の様子がよく分からないから、これ以上は書けないよ』と、言われます。

しかし、相手の様子が分からなくても、『書けるネタ』が1つあるのです。

それは、『自分のネタ』になります。


<例えば>

◆(A)『お元気ですか? こちらは元気です。昨年9月に〇〇へ行って来ました』

このように『自分のネタ』を書くだけで、ぐ~んと親しみが出て来たと思いませんか?

そして、さらに書きたければ、その時の様子を簡単に書くこともできるのです。


◆(B)『お変わりないですか? わが家では、こんな出来事がありました。今はようやく慣れて来て、こんな感じです』

とすれば、『へ~、そんなことがあったのか』と、年賀状を読みながら思ってくれると思います。


◆(C)『またお会いしたいですね。こちらから、お電話かメールをさせて頂きたいと思います。ご都合のよい時期を教えて頂ければ嬉しいです』

こんな感じで、次の行動につながるようにしてもいいのですね。

もしも、相手の電話番号やメールアドレスが分からない場合は、自分の電話番号とメールアドレスを書き加えて、

『またお会いしたいですね。もしも、よろしければ、こちらまでお電話かメールでご連絡頂ければ嬉しいです』

と、このように書いても失礼にならないと思います。



どうでしょうか?



『手書き』で簡単に、相手への気遣いや自分の出来事をちょっと書くだけで、相手は自分一人に向けてメッセージを書いてくれたのだなと、思います。

例え、他愛もない内容であったとしても、時間と手間を掛けて書いたという気持ちは、相手に必ず伝わるはずです。


これを、『手書きの効果』と言います。


昨年一言も話してなかったとしても、最近話したばかリのような錯覚になってしまうものです。

そうなると、実際に合った時に、相手の距離感が縮まっていることに気付くと思います。



どうでしょうか?



これは、『年賀状』に限ったことではありません。

手書きの『お礼状』でも、『ニュースレター』でも同じです。

もっと相手との距離感を縮めたい時に、大切な方法だと思っています。


本当にちょっとした時間と手間を掛けるだけで、その効果はとても大きいものと言えるでしょう。


この時期、もう一度、『手書きの効果』を見直してみませんか?



最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則