こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
政府刊行物サービスセンターさんの『ふるさと納税』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
政府刊行物サービスセンターさんが、『2016夏号ふるさと納税』の書籍を案内している店頭看板です。
2009年から名前が、『ふるさと納税』に変わり、2012年の東日本大震災の時に一気に知名度が広がりました。
各自治体も、地元の旬の食材や話題の名産品をお礼の品として用意し、とても積極的です。
書籍には、初心者から経験者のための情報が満載なのですが、ここは、どちらかに絞りたいと思います。
理由は、どちらか絞ったほうが、メッセージが届きやすいからです。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>2016夏号ふるさと納税ニッポン!
>680円(本体価格)
>経験者100人のクチコミ評価!
>コスパランキングベスト10!
>かに、地酒、伝統工芸品、生まぐろ、おかし
>近年は他にもいろいろあるんです
→今回は、『初心者』に絞ってお知らせします。
→なぜなら、基本知識が必要な『初心者』のほうが、書籍を買ってもらいやすいからです。
→『経験者』は、専門サイトなどで調べられるので、わざわざ基本知識が載っている書籍には興味を示しません。
→『初心者』にお知らせしますので、『こんなことで迷っていませんか?』と問い掛けて、『ふるさと納税』の簡単な説明をします。
→それと、『この書籍を手に入れることで、何が分かるのか?』も簡単にお知らせしましょう。
→最後に、『この一冊であなたも今すぐ、ふるさと納税のデビューができます』と、行動を促します。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(政府刊行物サービスセンターのふるさと納税)
【今回のポイント】
→単に書籍名や書籍の内容を伝えるのでなく、その書籍を読む人の立場で、『こんなことで迷っていませんか?』、『ふるさと納税とは、こんな仕組みで、この書籍を読むと、こんなことが分かるんですよ』と、語り掛けるように伝えることが今回のポイントです。
→そうしないと、理解してもらいにくいので、興味をもってもらえません。
→また、書籍の対象を『初心者』に絞ることで、『前から、ふるさと納税に関心があったけれど、どんな仕組みか分からないから、何もしなかった』といった人に、この書籍は最適なものとなるはずです。
→今回の看板の目的は、『ふるさと納税の書籍を買ってもらうこと』で、『ふるさと納税をしてもらうこと』ではありません。
→なので、『どんな情報が書いてあるのか?』、そのさわりを感じてもらえれば十分だと思います。
→お客さんが最初に欲しいのは、『あくまで情報だけ』です。
→ここを意識して、伝えてあげると伝わりやすいと思います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
政府刊行物サービスセンターさんの『ふるさと納税』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
政府刊行物サービスセンターさんが、『2016夏号ふるさと納税』の書籍を案内している店頭看板です。
2009年から名前が、『ふるさと納税』に変わり、2012年の東日本大震災の時に一気に知名度が広がりました。
各自治体も、地元の旬の食材や話題の名産品をお礼の品として用意し、とても積極的です。
書籍には、初心者から経験者のための情報が満載なのですが、ここは、どちらかに絞りたいと思います。
理由は、どちらか絞ったほうが、メッセージが届きやすいからです。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>2016夏号ふるさと納税ニッポン!
>680円(本体価格)
>経験者100人のクチコミ評価!
>コスパランキングベスト10!
>かに、地酒、伝統工芸品、生まぐろ、おかし
>近年は他にもいろいろあるんです
→今回は、『初心者』に絞ってお知らせします。
→なぜなら、基本知識が必要な『初心者』のほうが、書籍を買ってもらいやすいからです。
→『経験者』は、専門サイトなどで調べられるので、わざわざ基本知識が載っている書籍には興味を示しません。
→『初心者』にお知らせしますので、『こんなことで迷っていませんか?』と問い掛けて、『ふるさと納税』の簡単な説明をします。
→それと、『この書籍を手に入れることで、何が分かるのか?』も簡単にお知らせしましょう。
→最後に、『この一冊であなたも今すぐ、ふるさと納税のデビューができます』と、行動を促します。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(政府刊行物サービスセンターのふるさと納税)
『ふるさと納税をしたいけど、どこ
の自治体にしようか?』迷っていま
せんか?
ふるさと納税とは、住民税の一部を
あなたが選んだ自治体に回すことが
できる仕組みで、最初は『どこにし
ようか?』非常に迷いますよね!
かに、地酒、伝統工芸品、生まぐろ
おかきなど、お礼の品を簡単に比較
できる情報やコスパがいいランキン
グベスト10がとても好評です。
この一冊であなたも今すぐ、ふるさ
と納税のデビューができます。
2016夏号ふるさと納税ニッポン
680円(本体価格)
の自治体にしようか?』迷っていま
せんか?
ふるさと納税とは、住民税の一部を
あなたが選んだ自治体に回すことが
できる仕組みで、最初は『どこにし
ようか?』非常に迷いますよね!
かに、地酒、伝統工芸品、生まぐろ
おかきなど、お礼の品を簡単に比較
できる情報やコスパがいいランキン
グベスト10がとても好評です。
この一冊であなたも今すぐ、ふるさ
と納税のデビューができます。
2016夏号ふるさと納税ニッポン
680円(本体価格)
【今回のポイント】
→単に書籍名や書籍の内容を伝えるのでなく、その書籍を読む人の立場で、『こんなことで迷っていませんか?』、『ふるさと納税とは、こんな仕組みで、この書籍を読むと、こんなことが分かるんですよ』と、語り掛けるように伝えることが今回のポイントです。
→そうしないと、理解してもらいにくいので、興味をもってもらえません。
→また、書籍の対象を『初心者』に絞ることで、『前から、ふるさと納税に関心があったけれど、どんな仕組みか分からないから、何もしなかった』といった人に、この書籍は最適なものとなるはずです。
→今回の看板の目的は、『ふるさと納税の書籍を買ってもらうこと』で、『ふるさと納税をしてもらうこと』ではありません。
→なので、『どんな情報が書いてあるのか?』、そのさわりを感じてもらえれば十分だと思います。
→お客さんが最初に欲しいのは、『あくまで情報だけ』です。
→ここを意識して、伝えてあげると伝わりやすいと思います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則