こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
金プラチナ専門店さんの『無料査定』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
金プラチナ買取専門店さんが、『本日の買取相場』をお知らせしている店頭看板です。
とても良心的なお知らせだと思います。
なぜなら、貴金属の買取に詳しいお客さんは事前に、相場を調べてお店に持ち込まれますが、そんなこと全く分からないお客さんはそのまま何も調べずお店に来て、『お店の言い値』で買い取られてしまうからです。
ひょっとしたら、その『お店の言い値』は、お客さんに不利な相場のものかもしれません。
そんな疑いを払拭するのが、今回の看板です。
『本日の買取相場』とハッキリ示していれば、ほぼ疑いはありません。
なぜなら、この相場が違っていたらクレームを言われるし、この相場で了解したお客さんがお店に来るからです。
ただ、疑いをなくすことと、お客さんに興味を持たせることとは違います。
その辺りを、もう少しお知らせしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>京都No.1宣言
>究極の金・プラチナ高額買取
>本日の買取相場(1gあたり)
>K18 3500
>Pt900 3310
>お査定無料!
>お気軽にお立ち寄り下さい
→『K18 3500』とは、純金がK24なので、K18は純金の含有量が75%で買取査定されて、『1g当たり3500円』という意味です。
→同じように、『Pt900 3310』とは、純プラチナがPt1000なので、Pt900は純プラチナの含有量が90%で買取査定されて、『1g当たり3310円』という意味になります。
→このような意味があったとしても、興味のないお客さんには、イメージできないので、まず読まれません。
→この看板を熱心に読むお客さんは、すでに何回も買取査定を経験されていて、『あっ、今日は安いな、高いな』と思うお客さんです。
→もちろん、そんなお客さんに焦点を絞って書かれているのでしたら、これで十分になります。
→しかし、もしも、そうでなかったとしたら、お客さんにまずイメージしてもらう必要があるのです。
→例えば、『切れたネックレス、片方だけのピアス、流行遅れのリングなど・・・』と、実際に持って来てもらいたい貴金属を具体的に示したほうがイメージされやすいと思います。
→その上で、『これって、いくらになるんだろう?』と刺激すると、買取相場が気になり、興味を持つようになるのです。
→後は、『本日の買取相場』を伝えて、専門的なことを説明し、『無料査定』につなげればいい流れになります。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(金プラチナ店の無料査定)
【今回のポイント】
→お客さんの疑いをなくすことと、お客さんに興味を持ってもらうことは違うので、その両方を伝えることが今回のポイントです。
→そのために、実際に持って来てもらいたい貴金属を具体的に示し、お客さんにイメージしてもらいやすくしましょう。
→そして、『これって、いくらになるんだろう?』と思ったことはありませんか?
→と問い掛けるのです。
→この問い掛けは強烈になります。
→なぜなら、このように問い掛けると、『そうね、いくらくらいになるのかしら?』と、つい思ってしまうから不思議です。
→例えば、もしも、『K18』の場合、2gで『7000円』、3gで『10500円』と、具体的な金額を計算したとしたら、だんだん興味が湧いてきます。
→そうなれば、家にある不要になった貴金属をイメージするかもしれませんね。
→このように、具体的な金額や頭の中にイメージができるようになると、お客さんは勝手に自分で動き出すのです。
→そんな流れを作ってあげましょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
金プラチナ専門店さんの『無料査定』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
金プラチナ買取専門店さんが、『本日の買取相場』をお知らせしている店頭看板です。
とても良心的なお知らせだと思います。
なぜなら、貴金属の買取に詳しいお客さんは事前に、相場を調べてお店に持ち込まれますが、そんなこと全く分からないお客さんはそのまま何も調べずお店に来て、『お店の言い値』で買い取られてしまうからです。
ひょっとしたら、その『お店の言い値』は、お客さんに不利な相場のものかもしれません。
そんな疑いを払拭するのが、今回の看板です。
『本日の買取相場』とハッキリ示していれば、ほぼ疑いはありません。
なぜなら、この相場が違っていたらクレームを言われるし、この相場で了解したお客さんがお店に来るからです。
ただ、疑いをなくすことと、お客さんに興味を持たせることとは違います。
その辺りを、もう少しお知らせしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>京都No.1宣言
>究極の金・プラチナ高額買取
>本日の買取相場(1gあたり)
>K18 3500
>Pt900 3310
>お査定無料!
>お気軽にお立ち寄り下さい
→『K18 3500』とは、純金がK24なので、K18は純金の含有量が75%で買取査定されて、『1g当たり3500円』という意味です。
→同じように、『Pt900 3310』とは、純プラチナがPt1000なので、Pt900は純プラチナの含有量が90%で買取査定されて、『1g当たり3310円』という意味になります。
→このような意味があったとしても、興味のないお客さんには、イメージできないので、まず読まれません。
→この看板を熱心に読むお客さんは、すでに何回も買取査定を経験されていて、『あっ、今日は安いな、高いな』と思うお客さんです。
→もちろん、そんなお客さんに焦点を絞って書かれているのでしたら、これで十分になります。
→しかし、もしも、そうでなかったとしたら、お客さんにまずイメージしてもらう必要があるのです。
→例えば、『切れたネックレス、片方だけのピアス、流行遅れのリングなど・・・』と、実際に持って来てもらいたい貴金属を具体的に示したほうがイメージされやすいと思います。
→その上で、『これって、いくらになるんだろう?』と刺激すると、買取相場が気になり、興味を持つようになるのです。
→後は、『本日の買取相場』を伝えて、専門的なことを説明し、『無料査定』につなげればいい流れになります。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(金プラチナ店の無料査定)
切れたネックレス、片方だけのピア
ス、流行遅れのリングなど、『これ
って、いくらになるんだろう?』と
思ったことはありませんか?
重さ(g)に下の単価を掛ければ簡
単に分かりますよ!
本日の1g当たり買取相場
◆K18 3500円/g
◆Pt900 3310円/g
でも素材を示す刻印が小さくて肉眼
では見えないことが多いんです。
そんな時は、当店にご相談を!
量の多少、含有量の大小に関わらず
正確に無料査定します。
高額買取り京都No.1宣言のお店
『店名』『電話番号』『営業時間』
ス、流行遅れのリングなど、『これ
って、いくらになるんだろう?』と
思ったことはありませんか?
重さ(g)に下の単価を掛ければ簡
単に分かりますよ!
本日の1g当たり買取相場
◆K18 3500円/g
◆Pt900 3310円/g
でも素材を示す刻印が小さくて肉眼
では見えないことが多いんです。
そんな時は、当店にご相談を!
量の多少、含有量の大小に関わらず
正確に無料査定します。
高額買取り京都No.1宣言のお店
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→お客さんの疑いをなくすことと、お客さんに興味を持ってもらうことは違うので、その両方を伝えることが今回のポイントです。
→そのために、実際に持って来てもらいたい貴金属を具体的に示し、お客さんにイメージしてもらいやすくしましょう。
→そして、『これって、いくらになるんだろう?』と思ったことはありませんか?
→と問い掛けるのです。
→この問い掛けは強烈になります。
→なぜなら、このように問い掛けると、『そうね、いくらくらいになるのかしら?』と、つい思ってしまうから不思議です。
→例えば、もしも、『K18』の場合、2gで『7000円』、3gで『10500円』と、具体的な金額を計算したとしたら、だんだん興味が湧いてきます。
→そうなれば、家にある不要になった貴金属をイメージするかもしれませんね。
→このように、具体的な金額や頭の中にイメージができるようになると、お客さんは勝手に自分で動き出すのです。
→そんな流れを作ってあげましょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則