お客さんにお店の価値を伝える簡単な流れの作り方 | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



お客さんに商品やサービスを買ってもらうには、あなたの『お店の価値』を伝えなければいけません。

一口に『お店の価値』を伝えるといっても、色々あります。

では、『お客さんに、どんなコトを伝えればいいのでしょうか?』


『お店の価値』には、次の6つの価値があると考えています。

それは、『タイミング』、『ギャップ』、『組み合せ』、『ネーミング』、『ユニークさ』、『簡単さ』、この6つの価値です。

簡単に説明すると、


◆(A)『タイミング』
季節の変わり目は問題が起きやすいので、そのタイミングをお知らせするだけで価値になります。


◆(B)『ギャップ』
タイミングだけで気付くお客さんと、そうでないお客さんがいます。特に、日常が忙しいお客さんほど、現状と望む結果のギャップになかなか気付かないものです。なので、そのギャップを伝えると価値となります。


◆(C)『組み合せ』
そして、そのギャップを解消できる対策をどのように組み合わせるかで、お客さんが望む商品やサービスになるのです。この商品やサービスそのものが価値と言えます。


◆(D)『ネーミング』
その商品やサービスの特徴や便益を分かりやすくネーミングにすることで、お客さんにイメージしやすくすることも価値と言えるのです。


◆(E)『ユニークさ』
そして、その商品やサービスを使うことで得られる結果が、どれだけお客さんにとってユニークであるかを知ってもらいます。生活や仕事に楽しく役に立つことを知ってもらうことも価値になるのです。


◆(F)『簡単さ』
こうして、お客さんがその商品やサービスを買おうと思った時、手に入れる行動を簡単にしてあげることも価値と言えます。



このような6つの価値があるとして、今度はこれをある流れの順番につなげるだけで、お客さんにお店の価値を感じてもらうことができるのです。



その前に、もう一つ説明することがあります。

それは、お店の価値を伝えるお客さんは、どんな人なのかの、『絞り込み』が必要です。

『どんな悩みを解消したいお客さんなのか?』

『どんな望みを叶えたいお客さんなのか?』

ここをハッキリさせておきます。



その上で、『お客さんにお店の価値を伝える流れ』を次の順番でつなげていくと出来上がりです。


◆(1)【絞り込み】 
『こんな誰に』


◆(2)【タイミング】 
『こんな問題はありませんか?』


◆(3)【ギャップ】 
『実はこれが原因かも・・・』


◆(4)【組み合せ】【ネーミング】
 『こんな対策が必要です』


◆(5)【ユニークさ】 
『するとこんな結果になりますよ』


◆(6)【簡単さ】 
『まずはこんな簡単な行動から』



こんな感じになります。

お客さんを絞り込むことと、6つの価値をこのような順番で並べるだけで、あなたの『お店の価値』を、お客さんに分かりやすく伝えることができるのです。


どうでしょうか?


この流れを意識して見て下さい。

今まで苦労していた販促物のタイトルやコピーの流れが、結構簡単に出来てしまいますよ。

一度お試し下さい。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則