こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
今日は、どちらかいうと不器用な人に向けて書いています。
そうでない人には、参考にならないかもしれません。
野球の指導経験のある社長さんに、次のようなことを言われました。
◆社長さん『不器用な選手ほど、大きく成長するんですよ』
→わたし『えっ、どうしてですか?』と、お聞きすると、
◆社長さん『器用な選手は、何でもすぐにできてしまうんです。でも、ちょっと上手くいかないことがあると、すぐにあきらめてしまうですよ。なので、なかなか成長してくれません』
→わたし『器用な選手は、すぐにできてしまう長所はあっても、できないとすぐにあきらめてしまう短所もあるのですね』
◆社長さん『そうなんですよ』
◆社長さん『それに比べ、不器用な選手は、なかなか上手くいかないことが分っているので、基本を何回も何回もやり続けるので、そのうち上手くできるようになるんですよ』
→わたし『そうなんですか、不器用な選手のほうが上手くなることが多いのですね』
◆社長さん『そうなんよ』
◆社長さん『それに、できないことができるようになると、自信が付くので、そんな選手は次々とチャレンジして、大きく成長してしまうんです』
こんなお話でした。
このお話は、野球の選手だけに限ったお話ではないと思います。
『不器用でも、あきらめず、やり続ける力があれば、仕事でも生活でも成長の仕方が違ってくる』、そんな気がします。
身体を動かすのが好きな人は、身体を動かせばいいと思います。
本を読んだり、イラストを書いたり、考えごとをするのが好きな人は、好きなことをすればいいのです。
では、それをやり続けるにはどうすればいいのでしょうか?
1つのコツが、『記録する』です。
最初は何でもいいので、とにかく『記録する』ことから始めます。
自分の体重でもいいし、血圧でもいい、あるいは今日1日の行動でもいいのです。
<例えば>
◆『今日1日は、どんな行動をしたのか?』
◆『どんな結果になったのか?』
◆『思い通りの結果が出たのか? それとも結果が出なかったのか?』
◆『結果が出たのなら、何が原因で上手くいったのか?』
◆『結果が出なかったのは、どんな行動が不足していたのか?』
などなど
何でもいいので、とにかく自分の1日の行動を書き続けるのです。
できれば、『行動→結果→原因→次の行動』こんな感じの流れになれば理想になります。
しかし、どんな形でもいいので、『記録する』のです。
重要なのは、やり続けることにあります。
こうして、最初はできることから、やり続けることが出来れば、先ほどの野球選手のように、すぐに上手くいかないことでも、何回も何回もやり続けていくうちに、できるようになることが多くなってくるのです。
そうすれば、例えば、『ダイエット』も簡単にできるし、お客さんを集める『販促物』も簡単にできてしまいます。
これは、『不器用な人』ほど、有利です。
『不器用な人』ほど、やり続ける力が身に付きます。
あなたは、どうでしょうか?
もしも、自分が不器用だと感じている人がいれば、あなたも何かをやり続けてみませんか?
『気がつけば、できていた』ってことになりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則