店頭看板の事例(整体院の筋膜ほぐし) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

整体院さんの『筋膜ほぐし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

整体院さんが、独自の『治療法名』をお知らせしている店頭看板です。

お知らせにある『筋膜(きんまく)』とは、身体をつくる筋肉や骨などをそれぞれ包み込んでいる膜のことを言います。

この『筋膜』が、疲労して固くなると、筋肉に痛みが出てくるそうです。

この当たりの説明も少し欲しいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>『治療法名』
>肩こり、腰痛は
>筋膜しわが原因かも
>筋膜が癒着して硬く・・・
>弾力ある筋肉に!
>代謝が上がり
>ダイエットにも効果的
>90分 6480→5900
>30分 特別→2160
>『ブログアドレス』
>『電話番号』



→いきなり知らない『治療法名』を言われても、よく分からないので、お客さんは興味を示してもらえません。

→最初は、その『治療法名』が必要なお客さんが共感できる内容で、呼び掛けましょう。

→そして、『原因は、筋膜かも』と、ズバリ原因を示すことで、『なに?』と興味をもってもらえるようにしたいですね。

→『筋膜』の簡単な説明をして、『結果どうなるのか?』、『どんな効果があるのか?』を教えてあげましょう。

→最後は、こんな方にと、行動を促します。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(整体院の筋膜ほぐし)
肩や腰に鈍い痛みがあっても、原因
が分からないので、辛い痛みをあき
らめていませんか?

原因は筋膜のコリかもしれません。
筋膜(きんまく)とは筋肉や骨を包
んでいる膜のことで、ここが疲労し
て固まると筋肉が痛むのです。

『治療法名』で筋膜を押し伸ばすこ
とで、血流を良くし、筋肉の代謝を
高めます。結果疲労回復が早くなる
だけでなく、筋肉が柔らかくなるの
でケガもしにくくなるでしょう。

長い間辛い痛みにずっと付き合って
いる方は、一度相談して下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』
『ブログアドレス』




【今回のポイント】

→いきなり知らない『治療法名』言う前に、その『治療法名』を必要なお客さんが共感できる内容で、呼び掛けることが今回のポイントです。

→そうしないと、興味を示してもらえないので、読んでもらえません。

→また、『筋膜』という言葉もよく分からないので、できれば、『イラスト』などの説明があるほうがイメージしやすいです。

→お客さんは、お店のことも治療法のことも、全く分からないという前提で、考えることが大切だと思います。

→そういう意味では、『ブログアドレス』から、内容を知ってもらうのはいいことです。

→もしも、『ブログアドレス』から、積極的に情報発信する場合は、『QRコード』を貼りつけてアクセスがしやすいように工夫するともっといいと思います。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則