店頭看板の事例が、もうちょっとで300件になる | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



『店頭看板の事例』の記事を書き出して、もうちょっとで300記事になります。

1つの専門分野で300記事書けば、その存在を知ってもらえると言われていました。

そして、1000記事かけば、その道の専門家と言われるそうです。

まだまだですが、もうすぐ節目の300記事を迎えます。


業種別に見ると、

◆美容系:美容室、理容室、サロンなど

◆健康系:整骨院、歯科医院、薬局など

◆飲食系:〇〇料理専門店、喫茶店など


が多いです。

たまたま、こうなったのかもしれませんが、マンツーマンで、お客さんとの接触時間が長い業種が多い傾向にあります。


内容面での傾向は、『商品寄りの内容』と、『お客さん寄りの内容』に大きく分けることができるでしょう。


『商品寄りの内容』の看板の特徴は、次のような点を重視しています。

◆お店目線で
◆沢山の皆さんに対して
◆効率重視の
◆作業を
◆職人の立場で提供している


このような看板は、いきなり商品を紹介して、説明する流れが多いです。


それに比べて、『お客さん寄りの内容』の看板の特徴は、次のような点を重視しています。

◆お客さん目線で
◆目の前の一人に対して
◆効果重視の
◆メッセージを
◆プロの立場で伝えている


このような看板は、知らないことを教えてくれるので、ついつい興味を持ってしまいます。


どうでしょうか?


今あるあなたのお店に店頭看板は、『商品寄りの内容』ですか、それとも『お客さん寄りの内容』ですか、どちらの看板でしょうか?


もしも、『商品寄りの内容』の看板でしたら、できれば『お客さん寄りの内容』に変えることをおすすめします。

なぜなら、そのほうが、あなたのメッセージが届きやすくなるからです。




『お客さん寄りの内容』の看板に、共通している所のポイントを、ちょっとまとめておきます。



【共通点その1】
◆どの業種でも基本は、『問題解決業』と考えて、『こんな問題はありませんか?』と一番最初に問い掛けているところ。


【共通点その2】
◆ここがもっとも大切なところなのですが、『お客さんの現状の不便、不満、不安』を聞き、『お客さんの望む結果』を知ることで、『コレが原因』と原因をズバリ伝えているところ。


【共通点その3】
◆そして『プロ』として、先ほどの原因に対して、『こんな事ができますよ!』と解決策を伝えているところ。


【共通点その4】
◆その結果、『解決後のお客さんの生活シーン』に重点を置いた結果を伝えているところ。


【共通点その5】
◆そして、お客さんが自然に、『行動できるように』、最初の一歩を示しているところ。



このような流れでメッセージが書かれていると、売り込みにならず、お客さんに興味を持って読んでもらえます。


『店頭看板に、何を書けばいいのか?』

悩んでいる時は、上のような『お客さん寄りの内容』で書いているお店の共通点をマネしてみてください。

きっと、新しい気付きがあると思いますよ。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則