店頭看板の事例(薬局店の熱中症対策) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

薬局店さんの『熱中症対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

暑い夏は、『熱中症』になりやすくなります。

そんな『熱中症対策』をお知らせしている薬局店の店頭看板です。

『こんな時こそ・・・』の内容が、『熱中症にかかったあとの対策』になっているようです。

できれば、『熱中症にかかる前の対策』についてお知らせした方がいいように思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>熱中症対策に!
>『OS-1』経口補水液
>500ml ¥205(税込)
>200ml ¥144(税込)
>ゼリー  ¥205(税込)
>こんな時こそ OS-1
>・かぜ等による下痢、嘔吐、発熱に伴う脱水状態に
>・下痢、嘔吐、発熱などによる脱水状態に OS-1
>Naとブドウ糖をバランスよく配合!
>スポーツドリンクより、水分吸収速度が速いのでオススメ!



→まずは、『呼び掛け』です。

→ここは、『〇〇ってご存知ですか?』と、熱中症に関心を持ってもらうようにしたいです。

→そして、『実は、〇〇なんですよ!』と、熱中症で勘違いしている事実をお知らせして、興味をもってもらいましょう。

→『正しい方法』を伝えて、他の商品との違いをハッキリさせます。

→大切なことなので、『〇〇になると危険です』と、記憶されるように、ちょっと危機感をあおりましょう。





【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(薬局店の熱中症対策)
『熱中症にかかる前の対策』
ってご存知ですか?

実は『のどが渇いた』と感じた時は
すでに、かなりの水分不足なんですよ!

特に、夏場は汗と一緒にミネラルも失われるので、専用の補水液をこまめに、少しづつ飲むのがコツです。

『OS-1』は、ナトリウムとブドウ糖をバランスよく配合しているので、スポーツドリンクよりも速く水分を吸収できます。

脱水症状になると危険です。
正しい水分補給を心がけましょう。

『OS-1』経口補水液
500ml ¥205(税込)
200ml ¥144(税込)
ゼリー  ¥205(税込)




【今回のポイント】

→薬局店さんなので、どうしても『事後対策』になりがちですが、『事後対策』よりも、『事前対策』で、呼び掛けることが今回のポイントです。

→どちらが強いかと言うと、『事後対策』の方が、切羽詰まっているので強いです。

→しかし、できれば、そうなる前に『事前対策』して欲しい、そういう思いを込めた呼び掛けも大切ではないかと考えます。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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