店頭看板の事例(喫茶店の自家焙煎コーヒー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

喫茶店さんの『自家焙煎コーヒー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

『自家焙煎のコーヒー』をウリにしている喫茶店さんの店頭看板です。

店長さん自らが、『コーヒーのソムリエ』と呼ばれている、コーヒーマイスター、コーヒーインストラクター1級を持っている事もウリになっています。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>自家焙煎 日替りコーヒー
>月 グァテマラ エルインヘルト農園
>火 コスタリカ ドニャ・ハエル・ハニー
>水 ブラジル  ダテーラ農園
>木 インドネシア マンデリン・ビッグアーチェ
>金 タンザニア マハレ・マウンテン
>土・日 店長のおすすめ

>コーヒー・マイスター
>コーヒー・インストラクター1級の
>店長が厳選したスペシャルティコーヒーです。

>営業案内
>月~金 7:00~21:00
>土・日・祝 8:00~19:00
>(閉店30分前 ラストオーダー)
>休み日 不定休です





→ウリである『自家焙煎のコーヒー』と『コーヒーのソムリエ』を、誰に呼び掛けたらいいのでしょうか?

→興味を持って関心を示してくれるお客さんは、誰でしょうか?

→誰だろう?と考えると、やっぱり、コーヒーが大好きで、毎日コーヒーを飲む事を楽しみにしているマニアックな方が思い浮かびます。

→なので、今回は、初心者の方でなく、マニアックな方に呼び掛けます。







【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(喫茶店の自家焙煎コーヒー)
あなたは、酸化したコーヒーを
飲まされ続けていませんか?

コーヒーは、焙煎後『豆で7日』
『粉で3日』で、酸化すると言わ
れています。

当店は、高品質のコーヒー豆を
焙煎技術を持った職人が、自ら
焙煎している数少ないお店です。

『焙りたて、挽きたて、淹れたて』の
本来のコーヒー甘さが味わえます。

【月】 グァテマラ エルインヘルト農園
【火】 コスタリカ ドニャ・ハエル・ハニー
【水】 ブラジル  ダテーラ農園
【木】 インドネシア マンデリン・ビッグアーチェ
【金】 タンザニア マハレ・マウンテン
【土・日】 店長のおすすめ

『コーヒーのソムリエ』と言われる、コーヒーマイスター、コーヒーインストラクター1級の店長が日替りでおすすめ!(写真)

自分に合ったコーヒーをお探しの方は、ぜひ飲み比べて見て下さい。

【営業時間】
月~金 7:00~21:00 土・日・祝 8:00~19:00
(閉店30分前 ラストオーダー) 休み日 不定休です




【今回のポイント】

→ほとんどのお店が酸化しているコーヒーを仕入れて提供している事実で問い掛けています。

→そして、その酸化の原因は、焙煎後の豆や粉の賞味期限にあると言っています。

→この問い掛けと原因で、このお店に『来店する理由』を作り出しているところが今回のポイントです。

→この『来店する理由』を作り出したあとに、『自家焙煎』だからと言う事で、納得しやすくなります。

→後は、『コーヒーのソムリエさんか?』、『どんな人だろう?』と関心が店長に向かうので、できれば店長の写真があれば、感情が動きやすくなると思います。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?