こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。
ブログでいろいろな情報を発信される方が増えてきています。
日常の生活情報やお役立ち情報、『〇〇のやり方』などのノウハウ情報、いろいろあります。
その中に、実績事例を紹介しているブログも多いです。
では、なぜ? 実績事例を紹介しているのでしょうか?
今日は、そんなお話と『簡単な実績事例の書き方』を紹介したいと思います。
お客さんの気持ちは、『体験する前』と『体験した後』では、まったく違う感情が働きます。
◆体験する前は、ズバリ『不安』の感情が大半を占めています。
体験する前は、『不安』です。
何がどうなるか? 分からないのですから『不安』だと思います。
特に、今までと全く違う事をする場合は、強い不安を感じます。
しかし
◆体験した後は、実感できるので現実味が出て不安が無くなります。
いい所も、悪い所も、経験して分かるから『安心』です。
体験後、いい感じであれば、次回も体験すればいいし、逆に、イヤな感じであれば、次回は止めればいいだけです。
でも厄介な事に、この体験は、実際に行動しないと分からないのです。
しかし、体験したくても、『不安』で動けません。
ここで、『実績事例』の登場です。
実績事例は、いわば『疑似体験』です。
『疑似体験』を読んだり、見たりしている時は、『不安』はありません。
いくらでも『疑似体験』できます。
ところが、この『疑似体験』を、繰り返し繰り返し体験していると、不思議なことに、『何かのきっかけ』で行動しなければならなくなった時、『不安』が小さくなっているのです。
『不安』が小さくなっているので、決断しやすくなります。
なので、お客さんに決断し、行動してもらうために、繰り返し『実績事例』を紹介する必要があります。
では、どのように『実績事例』書けばいいのでしょうか?
そこで、簡単な『実績事例の書き方』の一例を書いていきます。
◆今回は、整骨院・院長さんの『施術日記』のような感じで紹介します。
流れは、困っている患者さんが、施術をすることで、こんな結果になって喜んでいます。
骨格は、次のようなものです。
①患者さんの紹介
②患者さんの悩み
③症状の原因
④対策
⑤結果
⑥患者さんの喜びの声
⑦一緒に喜ぶ
<ここから>
①患者さんの紹介
◆今日は、70代女性のTさんをご紹介します。
②患者さんの悩み
◆Tさんは、脳梗塞の後遺症で、右半身に軽い麻痺が残り、ずっと車椅子の生活を続けられていました。
③症状の原因
◆『入院中は、誰もマッサージをしてくれる人がいなかったの・・・』とおっしゃっていたTさん。
④対策
◆そこで、〇〇マッサージと、〇〇鍼灸と、〇〇機能訓練を続けて行いました。
⑤結果
◆治療を始めて、〇週間後、動かせない右足が少しずつ自分で動かせるようになりました。
⑥患者さんの喜びの声
◆『私に必要だったのは、マッサージだったんですね』、 『実は、あなたとお話できる事が、一番の楽しみなの・・・』と、笑顔でおっしゃってくれました。
⑦一緒に喜ぶ
◆こんなに喜んでいただいて、私もとても嬉しいです。『〇〇ができるように治りたい』に、早くなれるように一緒に頑張っていきたいと思っています。
<ここまで>
こんな感じです。
どうでしょうか?
患者さんの気持ちの動きや、施術する院長の想いが、何か伝わってきませんか?
お客さんは、いつも『不安』です。
なので、最初に、『不安を解消する情報』を欲しがっています。
実績事例をどんどん出す事で、不安を解消してあげて下さい。
そのうち、『こんな場合は、どうなるのか?』という疑問が湧いてきます。
その時に、『行動するきっかけ』を紹介すれば、行動してもらえます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング 伊丹芳則