下のようなさわやかな写真で、手書きのお礼状をいただきました。
商品をお願いして、配達があった日から3日後の事です。


手書きで5行、お礼の言葉が書かれています。
正直、『手書きハガキ』は嬉しいですね。
どこか、温かみがあって、『言葉に気持ちが乗っている』ような気がして、嬉しさが倍増します。
こんな手書きのお礼状が簡単に書けたらいいのにと思い、『簡単に書けるお礼状のひな型』を作りました。
宛名面は、すべて手書きです。
お礼状の部分は、宛名面の半分より下に書くだけの簡単な文章です。
簡単なお礼状ですが、効果は大きいと思います。
『簡単に書けるお礼状のひな型』を紹介する前に、考えなければいけない事があります。
◆まず、『誰に』対してのお礼状なのか?
この『誰に』対してを考えることが、とても大切です。
なぜなら、接触している回数や最終来店日により、呼び掛ける内容が変わるからです。
例えば、常連のお客さんには、『いつもありがとうございます』と言ってもいいですが、はじめてのお客さんに『いつもありがとうございます』と言いたら不自然になるからです。
お店の場合、大きく分けて、次の3タイプに分けて考えてみます。
①『初めてのお客さん』
②『常連のお客さん』
③『ご無沙汰のお客さん』
他にもおられると思いますが、今回は、まず3タイプのお客さんを対象とします。
◆次は、どんな文章構成と流れにするのか?
お礼状の基本形の構成と流れは次のようになります。
①【自己紹介】
まずは、自己紹介です。できれば 『笑顔の写真』が左上にあって、自己紹介して欲しいです。
・(写真)こんにちは『店名』の『フルネーム』です。
②【感謝の言葉】
次は、お客さんの名前を呼んで、感謝の言葉を伝えます。
・〇〇さん、〇〇ありがとうございます。
③【問い掛け・会話】
ここは、使用後の様子や前回のエピソードの一部を書きます。
④【願望・期待】
最後は、『また来てください』と言わずに、お誘いします。
では、『簡単に書けるお礼状のひな型』を紹介します。
①『初めてのお客さん』の場合
◆(写真)こんにちは、『店名』の『フルネーム』です。
◆〇〇さん、はじめてのご来店ありがとうございます。
◆〇〇の仕上りは、いかがでしたか?
◆〇〇さんに、喜んで頂けるお店を目指しています。
◆気になるところがありましたら、『名前』まで、何でも言って下さいね。
②『常連のお客さん』の場合
◆(写真)こんにちは、『店名』の『フルネーム』です。
◆〇〇さん、いつもありがとうございます。
◆先日は、〇〇のお話とても楽しかったです。
◆そういえば、『〇〇への出張どうでしたか?』
(前回の雑談で、来週〇〇に出張するという話があった)
◆また、楽しいお話を聞かせて下さいね。
③『ご無沙汰のお客さん』
◆こんにちは、『店名』の『フルネーム』です。
◆〇〇さん、〇〇ぶりのご来店ありがとうございます。
◆ずっと気になっていました。久しぶりにお話できて本当に嬉しいです。
◆まさか、あんなに〇〇とは、思いませんでした。
◆また、ゆっくりお話しできることを楽しみにしています。
まあ、いろいろな書き方があります。
あくまで『ひな型』です。
冒頭のような写真付のお礼状にすると、宛名面に手書き5行で、お礼状が成立します。
納得できるところだけ、採用して下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング 伊丹芳則