売れるための3つの関連性(その3) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。



売れるための3つの関連性(その2) の続きです。


前回は、【売れるための2つ目の関連性】

◆『モノ』→『コト』の関連性

2つ目は、『いい結果(コト)』を手に入れるために、独自の『解決商品(モノ)』が必要ですと伝えて、『独自性(選ばれる決め手)』を生み出すことですというお話でした。



今回は、最後の【売れるための3つ目の関連性】

◆『ヒト』→『モノ』の関連性です。

 
  

最後の3つ目は、『悩むお客さん(ヒト)』と、『解決商品(モノ)』を提供するあなた(ヒト)との関係性を高めます。


なぜ? 『関係性』を高めなければいけないのでしょか?


それは、お客さんは新しい事を決める時、必ず不安になります。


この『不安の解消』をするために、『関係性』を高める必要があるのです。



関係性とは、簡単に言うと『不安を解消する環境』です。



『関係性』を高めるには、4つのポイントがあります。

◆①親身になって、お客さんの話を聴き、共感して、理解します。

◆②理解した上で、お客さんのお役に立つ情報を提供します。

◆③いい結果を手に入れるまで、サポートし続けると約束します。


この3つのポイントをやり続けると、関係性は高まって、先ほどの『不安を解消する環境』ができて、買う決意をしてもらいやすくなります。



そして、4つ目のポイントが、一番『関係性』を高める方法です。

それは

◆④商品を売ることです。

今までの3つのポイントで、関係性を高めて『買うと決意』してもらっても、本当の意味で関係性を高めたことにはなりません。

商品を実際に使ってもらって、お客さんにいい結果を体験してもらって、始めて本当の意味での関係性が高まるのです。

なので、4つ目のポイントは『商品を売る』ことです。


もちろん、自分のために売り込むのではありません。


お客さんに、いい結果を手に入れてもらい、いい関係性を作るために『商品を売る』のです。

いい結果を約束し、結果に責任を持つ事で、お客さんの不安を解消し続けてあげましょう。



最後の3つ目は、『悩むお客さん(ヒト)』と、『解決商品(モノ)』を提供するあなた(ヒト)との関係性を高め、不安を解消する環境を提供し続けましょう。




今までの3つの関連性をまとめると、次のような関連図になります。

 


『ヒト』『モノ』『コト』の関連性をシッカリ押さえ、各ステップを順番に進めて下さい。

【1つ目の関連性】
まず、『必要性』につながる『買う理由』を生み出しましょう。


【2つ目の関連性】
次に、『独自性』につながる『選ばれる決め手』を生み出しましょう。


【3つ目の関連性】
そして、『関係性』につながる『不安を解消する環境』を作ってあげましょう。



今回は、抽象的なお話しが多かったと思います。

しかし、具体的なものよりも、抽象的なものの方が応用がききます。

もし、販促で迷うような事があれば、この関連図を思い出してみて下さい。

きっと、解決の糸口が見つかります。





最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則