店頭看板の事例(インドアゴルフ店のレッスン) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

インドアゴルフ店さんの『レッスン』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  
 


【コメント】

オフィス街の近くにあるインドアゴルフ店のゴルフレッスンを呼び掛ける店頭看板です。

A看板の表裏面でお知らせしています。

『ゴルフはじめませんか?』

直球過ぎるほどの直球です。

そのまま受け取ると、ゴルフに興味があって、まだゴルフをやった事がない初心者さんに呼び掛けているようです。

初心者さんに呼び掛けるのはいいと思いますが、どんな初心者さんかをハッキリさせないと届きにくいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>店名
>ゴルフはじめませんか?
>打ちぱなし利用 ¥1080(50分)
>レッスン通い放題 月会費 ¥8100から



→『レッスン通い放題』がお店のウリの1つであるのなら、『時間を掛けて上達したい』と思っているお客さんがターゲットになりそうですね。

→そのターゲットの悩みや望みを問い掛けてみるところから始めたいと思います。

→その他のウリも示します。

→多分、長く通うことになるので、『自分に合わなければどうしよう?』という不安を解消する必要があります。

→できれば、『無料体験』を実施して、まず行動して不安を解消してもらいましょう。





【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(インドアゴルフ店のレッスン)
スイングに変なクセが付く前に、ちゃんと
したゴルフスイングを身につけませんか?

少しでも早く上達したいあなたにオススメ!

レッスンプロが直接『このように打ちます。
なぜなら・・・』と納得できる指導をします。

少人数制ゴルフレッスン通い放題
(お1人様1日1回 受講時間50分)
月会費 ¥8100から
レッスン開始時間(朝9時~夜9時まで)
靴とクラブの無料貸し出し・手ぶらでOK

全打席にスイングチェックモニター設置
レッスンのフィードバックがすぐできます。

只今『無料体験実施中 』申込みはこちら
00-0000-0000(受付8時まで) 




【今回のポイント】

→誰に呼び掛けるかが今回のポイントです。

→(A)ゴルフをまだ始めていない女性

→(B)ゴルフをやり始めて間がない初心者の会社員さん

→(C)ゴルフをやっていて『100』をコンスタントに切れないベテランさん

→今回は(B)の初心者の会社員さんに呼び掛けました。

→なので、仕事帰りでもできますよというメッセージとして、レッスン開始時間の表示や靴とクラブの無料貸し出しの表示を行いました。

→このように、ターゲットによってお伝えするメッセージが変わってきます。

→ターゲットを絞るほど、メッセージは強くなります。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?