店頭看板の事例(フィットネスサロンのエクササイズ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

フィットネスサロン店さんの『エクササイズ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  


【コメント】

シンプルで刺激的な言葉を散りばめて、興味を湧かせているフィットネスサロン店さんのエクササイズをおすすめしている、とてもよくできた店頭看板です。

一つひとつの言葉を見ていくと、『痛み』と『快楽』の両方で伝えています。

例えば、『痛み』には、『ポッコリお腹』、『ネコ背』です。

『快楽』には、『お腹が凹む』、『姿勢が変わる』、『若返る』があります。

セールス文章なら、『痛み』と『快楽』の両方を訴えることもありです。

しかし、店頭看板でスペースも限られていますので、どちらか一方の方が流れが作りやすいと思います。




ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>お腹が凹む!  ポッコリお腹も腹筋が割れる!
>ネコ背もスッキリと美しい姿勢に!  姿勢が変わる!
>若返る!  いつまでも若々しくいたい!
>今すぐスタジオへ!




→『痛み』や『快楽』の言葉を使って、ターゲットを絞り込んでみたいと思います。

→例えば、『痛み』の言葉を使った場合

→◆下腹のポッコリお腹やネコ背で5~7歳老けて見えるあなたに

→次は、『快楽』の言葉を使った場合

→◆お腹を凹ましたい、スッキリ美しい姿勢でいつまでも若々しくいたいあなたに

→『痛み』と『快楽』の言葉を使ってターゲットを絞りましたが、どちらがいいでしょうか?

→好き嫌いがありますが、今回は『痛み』の方で、流れを作っていきます。

→『痛み→原因→対策→行動』こんな流れです。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(フィットネスサロン店のエクササイズ)
下腹のポッコリお腹やネコ背で
5~7歳老けて見えるあなたに

原因は、年齢や生活習慣からくる
『骨格のゆがみ』や『体幹の弱さ』です。

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『〇〇〇〇〇』は、誰でも安全に無理なく
本来の身体に戻すことができます。
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【今回のポイント】

→『快楽』で訴えるより『痛み』の方が、メッセージが強くなります。

→『痛み→原因→対策→行動』と、『痛み』を使う方が流れがスムーズです。

→でも、好き嫌いがありますので、『快楽』でソフトに呼び掛け、その後問い掛ける方法もありです。

→それと、今回の『商品名』はあまり聞きなれないものなで、不安に対する説明が必要だと思います。

→現状の看板でも、そこを考慮して、あえて伝えていなかったと推察します。

→店頭看板横に、専用ビラがあり、そこにはシッカリ説明がありましたが、それでも、『商品名』は重要です。

→専用ビラを取らない方のためにも、できれば、店頭看板にも『商品名』を書いておきましょう。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?