店頭看板の事例(旅行会社の南アフリカ旅行説明会) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

旅行会社さんの『南アフリカ旅行説明会』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  


【コメント】

旅行会社さんが、定期的に行っている企画をお知らせする店頭看板です。

今回は、『南アフリカ旅行の説明会』と『地元のワインの試飲が楽しめる』企画の案内をしています。

まだ、『南アフリカ』の事がよく分からない方にとっては、大変面白いと思います。

ただ、よく分からない方にご案内するので、『なぜ、南アフリカなのか?』の理由が必要です。




ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>南部アフリカセミナーとワインの夕べ

>〇〇航空 ビジネスクラスで行く
>南部アフリカ10日間

>南アフリカの魅力をご紹介します
>6月27日 15:00~
>セミナーの後は南アフリカの
>ワインをご賞味いただけます

>店名
>電話番号
>12名様限定 事前予約制




→まず、よく分からない方にとって、『南アフリカへの旅行は人気なのか?』が知りたい情報なので、そのあたりから書いていきます。

→『〇〇航空 ビジネスクラスで行く南部アフリカ10日間』という『コース名』は、この時点では、いらないと思います。

→それよりも、この説明会に参加すると、『どんな事が分かるのか?』を伝えます。

→さらに、『どんなワインなのか?』も、少し説明して興味を湧かせましょう。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(旅行会社の南アフリカ旅行説明会)
前回ワールドカップ開催より
南アフリカ旅行の人気が急上昇!

添乗日数1000日以上の専属添乗員が
サファリだけじゃない南アフリカの魅力や
体験談を紹介します。旅先の過ごし方や
楽しみ方の生の声が聞けるチャンスです。

『南アフリカ体験記とワインの夕べ』
6月27日 15:00~
セミナーの後は、南アフリカ産のフルーティー
な香りがする赤ワインをご賞味いただけます。

店名  電話番号
12名様限定(事前予約制) お早めに!




【今回のポイント】

→『なぜ 南アフリカなのか?』がポイントです。

→今、ブラジルで熱戦を繰り広げている『ワールドカップ』という旬なキーワードを活用して、前回の開催国『南アフリカ』を取り上げ、その後の『南アフリカ』への旅行人気が、急上昇しているというのがおすすめの理由です。

→それともう一つのポイントが、『なぜ 説明会をするのか?』です。

→今回のターゲットは、『南アフリカ』のことがよく分からない方なので、現地の雰囲気を体感してもらう必要があります。

→現地の雰囲気を少しでも体感すると、頭の中でイメージしやすくなり、『南アフリカ』がより近くになります。

→なので、『南アフリカ体験記とワインの夕べ』とタイトルを変えて、現地の体験談を見聞きしてもらう工夫をしています。

→お客さんは、店頭スタッフさんからの『コース』の説明よりも、専属添乗員さんからの『体験談』が聞きたいのです。

→『なぜ 南アフリカなのか?』と『なぜ 説明会をするのか?』この2つを、お客さん目線で答えるのが今回のポイントです。




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?