店頭看板の事例(海鮮料理店の青魚) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

海鮮料理店さんの『青魚』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  


【コメント】

季節の変化を使って、問題点に気付かせる問い掛けが、とてもいい店頭看板です。

『バテには、青魚』という提案も見事です。

できれば、ランチメニューを一品絞って、紹介した方が反応しやすいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>昼間は暑くなってきましたね
>バテてないですか?

>『青魚の王様』といえるほど
>栄養価の高い魚

>さばの脂質にはDHAやEPAが
>などが豊富に含まれており貧血
>皮膚炎、胃腸疾患などの予防
>老化の抑制などに効果が期待
>できます。

>お友達同士、お1人様でも
>どうぞお気軽にお立寄り下さいませ

>店内でゆっくりお食事をお楽しみ頂けます。



→青魚の何がいいのか?の説明で、『DHA』や『EPA』のところは、聞きなれた言葉を使って説明した方がより響きます。

→『ランチメニュー』の位置づけは、始めてのお客さんに、お店の特徴や雰囲気を知ってもらうためなので、品質と価格のバランスが大切です。

→最後に、『こんな方に最適』と背中を押します。






【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(海鮮料理店の青魚)
昼間は暑くなってきましたね
バテてないですかぁ?

バテに効くのが青魚の王様『さば』

さばには、血流を改善する『EPA』や
善玉コレステロールを増やす『DHA』
がいっぱいです。

『焼きさば御膳』 ¥000

トロさばをメインに、ローストビーフ、
焼きなす等、『魚・肉・野菜』がバラ
ンスよくとれるランチです。
(平日 11:30~15:30まで)

こってり系を避けたい方に最適!




【今回のポイント】

→季節の変化で『バテてないですか?』と問い掛けて、『こんなメニューがありますよ』とタイミングよく提供している所が今回のポイントです。

→お客さんは、問い掛けられるまで、何も考えようとはしません。

→なので、問い掛けられ、提案されると、『そう言えば、そうだなぁ』と、すんなり行動してもらえます。

→飲食店系で、このように問い掛けているお店は少ないです。

→だから、チャンスなのです。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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