店頭看板の事例(アロマオイル専門店のオイル) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

アロマオイル専門店さんの『オイル』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  
  


【コメント】

アロマオイル専門店さんからの提案で、『アルガンオイル』と『マテ茶』で、身体の外から中からキレイにと、オススメしている店頭看板です。

『マテ茶』は、テレビでもコマーシャルしているので、何とかく分かると思います。

しかし、『アルガンオイル』に関しては、美容マニアの方くらいしか知らない商品と思われます。

美容マニアの間では、注目されているらしいのです。

アフリカのサハラ砂漠の北西、『モロッコ』の南西部にしか生育していない『アルガンツリー』の実の種子から取れるオイルのようです。

あまりよく知られていない商品なので、『アルガンオイル』に絞って、もっともっとメッセージを発信する必要があります。

『マテ茶』に関しては、『アルガンオイル』の購入を決められた時に、『こちらも一緒にどうですか?』とオススメしても遅くないと思います。



なので、『アルガンオイル』にフォーカスして、ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>店名
>春はカラダの中から
>外からキレイになる季節です。

>今!注目のモロッコの宝石
>『アルガンオイル』
>で外からキレイに

>大注目の健康茶
>『マテ茶』
>で中からキレイに



→美容マニア以外はあまり馴染みがない商品です。

→なので、『こんな現状で困っている方に』と、できるだけ生活シーンを想像しやすい言葉で、まず呼び掛けます。

→その後、『商品名』『特徴・効果』『刺激』『行動』という流れで組み立てていきます。





【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(アロマオイル専門店のオイル)
ひどい乾燥肌で化粧のりが悪く
年齢を重ねるごとに肌に自信が
なくなってきたあなたに

今!注目のモロッコの宝石
『アルガンオイル』

世界中でモロッコだけにしかない
香りがよく、サラッとしてべとつかず
伸びの良いオイルです。

浸透のしやすさを利用して化粧水を
ぐんぐん肌に吸収させます。

『手のこう』で、一度お確かめ下さい。

『試供品』プレゼント!
数に限りがありますので、お早目に!




【今回のポイント】

→とにかく『体験してもらうこと』この1点です。

→あまりよくわからない商品の場合は、『体験してもらうこと』で、現実味が一気に高まります。

→『試供品』を作ってでも、『体験してもらうこと』に全力を注ぎましょう。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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