店頭看板の事例(理容室店の白髪ぼかし) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

理容室店さんの『白髪ぼかし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 

【コメント】

50代前後の男性には、気になる悩みの『白髪対策』の店頭看板です。

よくある対策の1つが、『白髪染め』です。

でも白髪染めを躊躇される男性は以外と多いのです。

◆理由(その1)
白髪染めで真っ黒に染めると、いかにも『染めました』という感じが出て、『あっ、染めましたね』と言われたり、『若作り』のように見られるのがイヤなのです。


◆理由(その2)
一度真っ黒にすると、根元の白髪が目立つようになり、頻繁に白髪染めしなければいけなくなるのが面倒なのです。


そんなお父さんの悩みを解決するのが、この『白髪ぼかし』なのです。


こんな流れで、ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【上段部分】

>5歳若返る
>白髪ぼかし


→ストレートな表現で、ある意味インパクトがあります。

→『5歳若返る』という『望みを叶えるアプローチ』もいい感じです。

→『白髪が気になるが、染めると後が面倒だ』という『痛みを除くアプローチ』の方が強いので、今回はこちらで考えてみました。



〈例えば〉
◆『あっ、白髪・・・』
◆でも真っ黒にすると、度々染めるのが
◆面倒なお父さんへ

◆今、話題の『白髪ぼかし』



【中段部分】

>真っ黒に染めるのではなく、ほんのりぼかすことで
>髪のオシャレを楽しみましょう


→『髪のオシャレ・・・』も『望みを叶えるアプローチ』なので、ここも『痛みを除くアプローチ』に変えます。


〈例えば〉
◆真っ黒に染めるのでなく、ほんのり『ぼかす』ことで
◆白髪が伸びても、境目が分かりにくく違和感がありません



【下段部分】

>カットフルコース込  5880円


→ここは『ネーミング』です。

→ここで、『5歳若返る』と『望みを叶えるアプローチ』で、両面にアプローチしましょう。

→それと、『5歳若返る方法』は、『白髪ぼかし』だけではなく、カットでもできる方法があると提案すればより効果的です。



〈例えば〉
◆5歳若返るカット白髪ぼかしコース  ¥5880



→最後にできれば、行動を促しながら、お客さんを気づかいましょう。


〈例えば〉
◆『ぼかしで』と、そっと耳打ちしてください


店頭看板の事例
(理容室店の白髪ぼかし)
『あっ、白髪・・・』
でも真っ黒にすると、度々染めるのが
面倒なお父さんへ

今、話題の『白髪ぼかし』

真っ黒に染めるのでなく、ほんのり『ぼかす』ことで
白髪が伸びても、境目が分かりにくく違和感がありません

5歳若返るカット白髪ぼかしコース
¥5880

『ぼかしで』と、そっと耳打ちしてください




こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?