三井〇友銀行でリアルヤヌスの鏡ごっこをしたら逮捕されかかった想い出 | 縁切り日記

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都内在住、元夜の世界の住人、現在はアタオカ発達障害、仕事ができなくても、コミュ障でも運だけでなんとか生きているメンヘラ子なし兼業主婦

昭和の時代に「ヤヌスの鏡」という少女漫画があってドラマ化もされた。

 

この作品、漫画だけあっていろいろツッコミどころ満載なのだが、とにかくおもしろい。

 

大人しくて内気な女子高生ヒロミが二重人格者で、彼女の中には真逆の性格のヤンキー系のユミがいて、いきなり人格が入れ替わるのだけど、ユミはヒロミの記憶があるのに、ヒロミはユミの存在を認知していない。

 

なのでユミは覚えてないが、不良と喧嘩してケガをしたり、ディスコ(古っ!!)でド派手な格好で踊っているのを知らないのだ。

 

この二人の名前の由来は大人しい方の名前の漢字が裕美で、読み方がヒロミでもユミでもどちらでも読めるので、小さい頃からどちらの読み方かよく聞かれていた。

そのせいなのかヒロミは子供の頃は鏡に向かい、一人二役で鏡の向こうにいる自分とユミとヒロミごっこをしていたそうだ。

 

彼女の祖母は(このばーちゃんがモンスターばあさん)それを見て「一人でコロコロ表情が変わって気味が悪いとゾッとした」的な事を言っていた。

 

個人的にはこの祖母の外見の方が余程ゾッとするが・・・・・・・。

 

ヤヌスの鏡を読んで10数年後・・・・・三〇住友銀行で氏名の読み方を変更して口座を開設してみた。

 

私は当時夜の店がらみのストーカーに追われていた為に個人情報の漏洩に怯えていたのだ。

 

氏名の読み方は個人の自由だから、どう申告しても法律的には問題はない。

 

何が問題かというと、既にその銀行で口座を開設していたからだ。

 

多分できないだろうな・・・・と思い手続きをしたら、すぐに開設されたので「銀行のチェックって甘いんだな・・・・」と思ったが甘かった。

 

その数日後に銀行から書面が届いた。要約すると

 

「ailureちゃんに確認したい事があるから〇〇支店まで来なさい。来なけりゃ逮捕しちゃうかもよ💕

 

担当 はて山はて太郎」

 

・・・・・・バレたな

 

〇〇支店に行き、行員に「こんな手紙が来たのですがはて山さんいますか?」と伝えると

 

「・・・・・少々お待ちください」 

 

ほどなく取調応接室に通されると、すぐにはて山氏登場。

 

はて山氏(以下はてちゃん)は当時50代半ばぐらいで、育ちの良い強面な感じ、顔面全体に深く刻まれたシワが銀行員のストレスを現わしていた・・・・・・。

 

職業柄なのか、入るなりニッコリ営業スマイルをしたが、かなり無理してる感が出ていた。

 

「ailure様ですね。先日当行で口座を開設されましたが、既に他店で開設されているようです。氏名の読み方は違いますが、生年月日、免許証番号が一致しています、これはailure様の口座ですか?」

 

はてちゃんはもう一つの口座情報を出してきた。

 

「そうです」

 

「なぜ読み方を変えてもう一つ作りましたか?」

 

「実は姑が占いに凝ってまして、このフリガナに変えないと不幸になるとうるさいもので仕方なく」

 

※ailureちゃんはこの時独身です

 

「そうですか・・・・ただ当行では同一人物が二つの口座を持つことはできませんので、一つは解約が必要です」

 

「では最近開設した方を解約してください」

 

「お姑さんは大丈夫ですか?」

 

「はい(いないしそんなの)」

 

その場で解約して釈放されたailureちゃん

 

「そういえばお茶の一杯もなかったな・・・・・」

 

最近高齢になったせいか、人生を振り返る事が多く、ヤバさ満載の人生な事に気づき、ブルドーザーで地面を破壊し、隠れたい気分になる事がよくある。

 

生まれ変わったら今度こそ真人間になりた~~~~~~~~~~~~~~~~いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~

 

↓この場所どこかわかる人すごい。ヒント:都内