近年瞼の上の色が無くなり始めてから、
自分の顔をまじまじと眺めてお化粧することがしんどいというか、
段々意味のないことのようにも思えてきた。
表明的に隠せても、私の体の事実は変わらないから。
綺麗に飾り立てれば立てるほど、虚しい気持ちになる。
お化粧を落として、新しい自分の顔と向き合うのが辛い。
これから出会う人が今の私の顔しか知れないこと、
時々立ち止まって考えると、やっぱり悲しくもある。
女として産まれたこともあって、自分の顔がどんどん違うようになるのは、
体の他の部分の色が抜けるのとは別格であり、
私はどうやら辛いなぁと思ってしまうタイプのようだ。
何気無いことだけど、家の鏡や会社のお化粧室などで、
自分の顔と向き合うのがすごく苦手になった。
でももっと辛いのは「辛い」という気持ちを吐き出せない状況に
自分を追い詰めてしまったとき。
辛くないと自分に嘘をつくと辛い。
わかってる。だから時々思いっきり涙を流します。何度も何度も。
誰かに気にする程ではないと励まされても、
自分で今の自分を受け入れられるようになるまで、
涙を流す時間が私には必要みたい。
何度も何度も涙を流して、落ちるところまで落ちると、
自分の外側と内側のバランスがとれるポイントに辿りつける。
まるで私はそれを知っていて泣いてるみたい。
今日まで何度も繰り返してきたことだけど。
そうやって私は毎回毎回生まれ変わって、今日の私になっている。
しっかりと受け止めてゆきます。
この命とこの体を。