人とわんこのホームセラピスト
emilyです。
歯が悪いと3年早く腎臓病に!
歯石が付いた歯でご飯を食べることは
毎日ウンチを口に入れることと同じ
ちょっと衝撃的なこの言葉は
東京猫医療センター院長
服部幸先生の猫セミナーの中での解説
服部先生は、毎回
猫にも絶対、絶対歯磨きが必要ですと
お話しされます。
歯磨きできずに口の中の菌が
血液を通して、腎臓を壊していく
この怖さを、診療の中で見ているからです。
まさか歯磨きしないくらいで
大げさなー
野良猫だって歯磨きしてないよね
うちの歴代猫は、一度も歯磨きしたことなんて
なかった。
などなど、
いろいろ思うことはあるかと思いますが。
それでも歯磨きは絶対するべきですと
きっぱり先生は話されていました。
歯が悪いと3年早く腎臓病になるという
はっきりとした論文も出ている上で
先生は、こう話しました。
猫の寿命を延ばしたいと思ったら
1番にできることは歯磨きをすることです。
「犬はどうでしょう?」と質問しましたら
猫専門の獣医師なので
明確な答えは言えませんが。
犬もほぼ同じだろうと考えて
いいと思います。
いずれにしても、歯磨きは絶対必要です。
というお答えでした。
そしてもう1つ、服部先生に質問を。
今、歯磨きでなくて歯石がびっしりの場合
全身麻酔して歯石を取るべきか?
それとも、麻酔のリスクを考えてあきらめるのか。
答えは…
よほど全身状態が悪い場合は無理でしょうけど、
一度歯石と、歯周病の治療を全身麻酔下で
完了させてリセットする。
それから真剣に歯磨きを頑張ることを
おススメします。
もちろん歯石を取ればいいというものではないから、
歯石だけ取ってオッケーではない。
いずれにしても、
口の中が汚くていいなんてことはないです。
猫に長生きして欲しかったら
歯磨きを頑張ることです。
という答えでした。
猫セミナーに参加されている中で
歯磨きしてる飼い主さんは
あきちゃんちのクーちゃんを入れて
数名のみ。
あとは、一様に
「できないんですよね」
それでも、猫ちゃんにも歯磨きが必要だと
わかっているのがすごいなあー。
東京の歯磨きセミナーにも、
猫ちゃん二匹の飼い主さんが申し込んで
くれました!
東京セミナーは、満席になっていますが
増席できないかサロンさんと相談中です。
沼津セミナーは、
募集中ですので、わんちゃんだけでなく
猫ちゃんの飼い主さんもぜひ
ご参加ください。
シニアになると猫ちゃんの多くは
腎臓疾患で悩みます。
猫ちゃんの腎臓を、三年守るためにも
歯磨きをはじめてみませんか?




