犬と猫の自然療法研究所

Emily's Lab.高橋恵美です。

image

今日は温暖な沼津でも、震えるほど寒い1日でした。

先月くらいから、体調不良の犬猫さんのご相談がグッと増えました。

 

そんな中、急遽

プライベートアニマルクレイ講座を、土曜日からスタートしました。

 

 

 

というのは、

乳腺腫瘍の猫ちゃんの自壊創(皮膚に穴があいた)を、

なんとかクレイでケアしてあげたいということで、

受講のご希望があったからです。

 

 

11歳の猫ちゃんは、4年ほど前に乳腺腫瘍で全摘オペ

昨年くらいから再び、胸にしこりができ病院で診察を受け

乳がんの再発だろうと。

 

猫の乳がんの再発の場合100%悪性だから助からない。

手術してもまた腫瘍ができるだろうから

もうオペしない方が良いのでは?と。

 

セカンドオピニオンも受け

ありとあらゆる治療を探しましたが、

病院でできる治療はないですと。

 

一つ、可能な治療があったそうでが

鎮静に麻酔が必要な治療で、負担が大きすぎで断念されたそうです。

 

そうは言っても、傷口から出る滲出液の匂いや痛み、痒み

猫特有の、毛繕いして舐め壊してしまう皮膚をなんとかしてあげたいと

探しに探してようやくクレイに辿り着いたそうです。

 

正直なところ、自壊創は思ったより酷くなかったのですが

その周りの掻きむしった傷が、大変なことになっていました。

 

ぼかしていますが、

傷口の周りは、真っ赤に腫れあがっています。

これでは、痛痒くてたまらないよね・・

 

image

 

傷口や皮膚だけでなく

食欲や活気、体調を見ながら

まずはクレイとハーブウォーターでケアをスタートしました。

 

この飼い主さんのすごいところが、

クレイを学んで使えるようになりたいと、

クレイ講座を希望してくれたところです。

 

 

多くの方は

「使い方を教えてください」

 

「どうしたらいいか教えてください」

と問い合わせが来るのですが

 

クレイをきちんと学んで

使いたいとお申し込みいただくのは滅多にありません。

 

私も今回のように深刻で、難しい症例は、

クレイの知識がある方にしかサポートできません。

 

クレイのとても優れた特性が

良くも悪くも作用するからです。

 

 

image

 

第一回目の講座では、

クレイのできること、

できないこと。

実際の症例などを解説しました。

 

クレイの可能性に感激され

さっそく、猫ちゃんのクレイケアを本格的にスタートしました。

 

日々、皮膚、自壊創の写真と

クレイケアの内容を送ってくださり、

使うクレイの選択

クレイの使い方をアドバイスしています。

 

かなり厳しい状態だった皮膚が

みるみるうちに蘇ってきて

わたしもびっくり!

 

本当に生きる力ってすごい。

 

そして、治してあげたいという

飼い主さんの想いのエネルギーもすごい!

 

真っ赤に腫れ上がっていた皮膚は、

日に日に乾燥していき

 

乳腺腫瘍のパッカリ開いた傷口は、

少しずつ小さくなってきました。

 

image

 

クレイの下から

ピンク色の新しい皮膚が見え始めました!

 

自壊創の穴

 

痛いのも辛いけれど、

痒いのも本当に辛い。

 

ちょうどわたしも、マフラーにかぶれてしまい、

首の周りの痒みに悩まされていたのでその辛さはよくわかる。

 

今回は、カレンデュラウォーターを併用しながら、

クレイの種類を使い分けでケアしていきます。

 

腫瘍という病気のリスクも考慮して、クレイケアをすることが大切

 

だからこそ、学んでいただいています。

 

まだスタートしたばかりですが、

着実にクレイを使いこなして

結果が出ています。

 

ガンという病気自体は治らないけれど、

辛い症状をなくしてあげられるって幸せなことですよね。

 

以前サポートした猫さんで

痒い・痛いストレスがなくなったおかげで

余命宣告をゆうに超えた猫ちゃんもいました!

 

image

 

病気になる前から

シニアになる前から

少しずつ情報を集め、学んで

 

「もしも」の時に、備えられたらいいいですね。

 

 

名古屋初開催の

【クレイドル】さん主催の

2Dayアニマルクレイ集中講座でも

腫瘍のクレイケアを始め

様々な症例のクレイケアのお話しをさせていただきます。

┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁┈┈┈┈┈

 

 

  📢お知らせ アニマルクレイ講座名古屋初開催

 

5月22日/6月12日

2日間集中で、アニマルクレイ講座開催します。

 

なんと、名古屋初開催‼️

 

⚪︎名古屋クレイドル対面受講

⚪︎オンラインzoom受講

で、選べますが

 

対面受講は10名限定になります。

 

ほぼ、クレイの対面講座はないので、ぜひこの機会にご参加ください。

 

名古屋初開催記念に、

受講生の方に、zoom無料相談を

プレゼントします。

 

クレイのことはもちろん、

歯磨きのことや、ご飯のこと

ご相談ください。

 

詳細はこちら

 

 

 

お申し込みはこちらからお願いします!

 

 

お会いできるのを楽しみにしてます♪

 

 

 

 

 

 

犬と猫の自然療法研究所

Emily's Lab.高橋恵美です。

 

ドーベルマンBeeは、胃捻転で生死を彷徨ったので、

なんとしてでも再発を防ぎたい。

発症後、ありとあらゆる情報を求め

いろんな専門家や獣医師にアドバイスしていただきました。

 

1番確実なのが「胃固定術」ではあるけれど、

再度オペするリスクの方が今は怖い。

 

だからこそ日々の暮らしの中で

再発しない対策をまとめました。

 

ただ、胃捻転の原因は解明されていないことも多いので、

この対策はあくまでも1例です。

 

まず1番気をつけるのが

🔸早食い

急いで食べることで、空気を一緒に飲み込んでしまい、

それが胃のなかに溜まって、胃拡張につながります。

とにかくがっついて食べるのを阻止する。

 

胸の幅が細く深い犬種は、

ゲップが出にくいこともあり、胃の中にガスが溜まりやすい。

だから、とにかく興奮して早食いさせないこと。

 

多頭飼育のお家は、他の子が気になって焦って食べてしまったりするので。

リスクが高い子は、離すなど環境を整えましょう。

 

🔸早食い予防の食器を使う

 

スローフィーダーや、早食い防止の食器やマット。

 

機能的には素晴らしかったけれど、

我が家のBeeは逆に食べにくいストレスで、かえって興奮してしまった。

 

 

イライラして、舌を噛んで血まみれになったりして。

 

 

我が家には、このスローフィーダーや食器は合いませんでした。

 

わんこ蕎麦形式で、一気に食べないように量をコントロールしようとしたけれど。

これも次のご飯が気になって、興奮しすぎたので不採用

 

平たいトレイのような大きなお皿で

ご飯を食べさせてみたりもしたけれど。汚れるだけで今ひとつ・・

 

 

結局、1回量を減らして

回数を多く食べさせることにしています。

 

🔸食器の高さ

諸説ありますが。

いまは、食器は低く直置きが

1番空気を吸いにくいと言われています。

 

 

ただ、オペ後の傷があったり

首や腰が弱かったり

シニアになってくるとこの体勢自体がストレスになるかな。

やはりその時、その子にあったベストを見つけてあげたい。

 

🔸食事の工夫

炭水化物を減らした

肉食メインの食事は消化吸収の良さと、ガスが発生しにくいようです。

 

そして林美彩先生の、カウンセリングでアドバイスいただいた

低フォドマッブ食材を使ったご飯

 

フォドマッブが多い食材は、

腸活で選ばれることが多い

ごぼう、りんご、納豆、アスパラ、ヨーグルト、ハチミツ、椎茸など。

 

これらを多く摂ることによって、小腸で吸収されにくく、

大腸でガスを発生しやすくなると言われています。

 

食べてはいけないわけではないけれど、こちらは控えて

低フォドマッブ食材を選ぶように。

 

人参、大根、米、蕎麦、キウイなどを意識してみよう。

 

🔸以外なリスク

うちのBeeの原因の一つじゃないか?と思っている、へそ天。

ご飯の後に、お腹を上にしてゴロゴロ転がってたんですよね。

 

お腹いっぱいになったあと、

ゴロゴロした拍子に、胃が捻れることも多いと執刀医は言ってました。

もちろん胃拡張になってなければ、そのリスクも少ないけれど。

 

シニアになると、胃の靭帯も伸びやすくなって、リスクも高まるようなので。

食後の運動だけでなく

食後にゴロゴロも今はさせないようにしています。

 

 

これらが全てではないけれど、

少しでもリスクを減らすことができるのなら試してみる価値あり!

 

お家のこの、食器やご飯の見直ししてみてください♪

 

┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁┈┈┈┈┈

 

 

 

  📢お知らせ アニマルクレイ講座名古屋初開催

 

5月22日/6月12日

2日間集中で、アニマルクレイ講座開催します。

 

なんと、名古屋初開催‼️

 

⚪︎名古屋クレイドル対面受講

⚪︎オンラインzoom受講

で、選べますが

 

対面受講は10名限定になります。

 

ほぼ、クレイの対面講座はないので、ぜひこの機会にご参加ください。

 

名古屋初開催記念に、

受講生の方に、zoom無料相談を

プレゼントします。

 

クレイのことはもちろん、

歯磨きのことや、ご飯のこと

ご相談ください。

 

詳細はこちら

 

 

 

お申し込みはこちらからお願いします!

 

 

お会いできるのを楽しみにしてます♪

 

 

 

 

 

 

犬と猫の自然療法研究所

Emily's Lab.高橋恵美です。

 

 

12月7日の早朝、突然ドーベルマンBeeに違和感を感じた。

 

朝ごはんを食べ、いつものように部屋で休んでいるんだけれど

ウロウロ歩き回って横にならない。

 

吐くわけではないけど、一度だけ

喉に魚の骨が引っかかったような空咳をした。

 

たったそれだけなんだけど、いつもと違う

 

少し前にお世話になっているトリマーの梨恵さんの

スタンダードプードルユンちゃんの、胃捻転の話が頭をよぎった。

 

症状が似ている・・

梨恵さんに電話しして症状を報告したら

「怪しいよね」と。

動けるうちに、車に乗せて病院を探して!と。

 

その時はまだ、お腹も膨れていないし

嘔吐もよだれもないし、元気に歩いていた。

 

それでもいつもと違うと感じるのが、飼い主の直感

この違和感と直感は本当に大事!!

 

image

 

日曜の早朝で最悪のタイミング

いろいろ大変だったけれど、病院を探し搬送

緊急手術になりました。

 

 

自分で歩いて診察室に入り、処置を受けた時泣いていたけれど

実は体の中では大変なことが起こっていた。

 

 

ショック状態になっていて

乳酸値は致死レベルを超え全身状態はどんどん悪化

補益・酸素吸入で救急治療をしてなんとか開腹手術

ところが、脾臓の捻転もかなりひどく、脾臓摘出

 

胃の一部も切開し、胃の内容物も取り出し

命が助かっても1~2ヶ月は経口摂取は難しいだろうと

胃瘻チューブ挿入して帰ってきました。

 

image

 

オペ後も危険な状態が続いたけtれど

 

image

 

その後驚異的な回復を見せ、4日という最短時間で退院できました。

image

 

それまでも、その後も色々大変なことはありましたが

1ヶ月経ったいまは胃ろうチューブも抜去して(自分で)

 

image

 

ご飯も今まで通り。お散歩も今まで通りになりました。

 

image

 

ですが・・

胃の固定術までできなかったので

再発するリスクはとても高いです。

 

ドーベルマンなので、胃捻転のリスクは十分承知していたので

リスクとされることは除いて

できる限りの対策をしていたけれど

胃捻転を起こしてしまいました。

 

 

先生によると、コロンと寝返りしただけでも捻転してしまうので

条件が重なると、

いくら対策をしていても起きてしまう事故のようなもの。

 

だからこそ1秒でも早く見つけて、病院につれてきてほしいと。

 

今回、Beeの命は1秒の猶予もなかったそうです。

本当に1分どころか1秒を争うのです。

 

この記事を読んでくれたかたが、頭のどこかに

胃捻転。胃拡張のことを覚えていてくれたら

助かる命があるかもしれません。

 

症例は少ないけれど小型犬にも発症例はあります。

あれ?

ゲップが出なくて、吐きたくても吐けなくて

オエオエしながら、うろうろ歩き回っていたら・・

「もしかして?」と疑ってみてください。

 

それともう一つ

「深夜・休日・早朝の病院リストアップ」

これは必須

 

image

 

大切な命を守るため

備えあれば憂いなしです。

 

この記事が、どなたかの頭に残って

あれ?と違和感を感じた時に

1秒でも早く病院に搬送できますように・・

 

 

  栄養おやつオーダー受付

 

 

オンラインショップで完売が続いています

栄養おやつ。

 

イベントで即完売してしまうので

なかなかオンラインショップから販売できません。

 

栄養おやつをご希望いただける方は

こちらの問い合わせフォームより、ご希望の商品をお問い合わせください。

オーダーいただいて、作りたてホヤホヤをお届けします!

 

🔹グラスフェッドビーフ

🔹無投薬麹熟成とり

🔹沼津港直送小アジ

🔹丸ごとキビナゴ

 

その他、パリパリ馬の肺ジャーキーや内臓ジャーキーもあります。