2015年10月16日am2:00

マロン7歳10日で、天国に旅立ちました。

大切な大切な宝物だったマロン

また会おうね。



前記事「マロン7歳のお誕生」

の次の記事が、まさかお別れの記事になるとは

思ってもいませんでした・・

10月8日は、オーベルジュ赤煉瓦 みさちゃんとななちゃんと

伊豆高原の旅を丸一日楽しんで・・


FullSizeRender.jpg

IMG_9663.JPG

FullSizeRender.jpg

初めて、大室山のリフトに乗ったり

城ヶ崎海岸の吊り橋を渡ったり

本当に元気いっぱいだったマロン

その翌日の夜

いつも以上に、たくさんご飯を食べて

ソファで私に抱っこされている時に。


突然、今まで見たことのない

激しい全身の痙攣


マロンは、全身を硬直させそのあと全身の力が抜け

だらんと白目をむいて意識を失い、呼吸も停止


何が起きたのか理解できないものの

心臓マッサージと刺激を与え

レスキュースプレーやレメディを与えながら病院に連絡


急いで、病院に向かいました。


車の中でも、ひどい痙攣発作と呼吸停止を繰り返しながらも

何とか病院に到着。

治療を受け、小康状態に安定。

穏やかな様子で眠っています。

ですが、足はふらついてしまい上手に歩けない。

IMG_9745.JPG

朝、病院に連れて行き

脳圧を下げたり、痙攣を抑える治療をするために預け

夕方またお迎えに行く・・を続けていました。


痙攣は、すっきり治らないながらも

ご飯はものすごく食べて、それだけが救いでした・・


ところが、15日の朝。

とうとう、ご飯もお水も自力ではとれなくなってしまいました。

「ご飯が食べられなくなった時は、もう治療はやめよう」

そう、家族で話し合っていました。


15日の朝は、病院には行かずに

マロンが大好きだった場所を全てまわりました。

いつもルパンやメイサと行っていた千本の海と松林

IMG_9751.JPGIMG_9760.JPG

マロンは、眩しそうに海を眺めて

気持ちよさそうにスースー寝ていました。

IMG_9765.JPG

松林の中も、

メイサと一緒にお散歩

そのあとも、ネオパーサの芝生の上で

空と海を見ながらスースー眠り・・


この日は、一日中

雲ひとつない秋晴れ

マロンは、本当に穏やかに最後の散歩を楽しんでいました

そして。

大好きな、寮に入っているお兄ちゃん(息子)に会いに行き

抱っこしてもらった時は

目をまん丸に開けて、ずっとずっと息子を見ていました

FullSizeRender.jpg

帰りの遅い娘の帰りもしっかり待って

翌日の朝は、しっかり目を開けて

みんなにお別れをして、学校や会社に送り出し

そして、16日の深夜2時に

私の布団の中で

いつものように、私に抱かれながら

眠るように、旅立ちました。

__.JPG

まだ温かいマロンを

ローズウォーターとクレイバスでキレイにして

丁寧にグルーミングして

お気に入りだった、このオレンジのポロシャツを着せて

寝かせてあげました。


本当に、安らかで可愛い寝顔で。

まだ7歳で短い命だったけれど

精一杯生きて、頑張って、そして

安らかに旅立っていったのだと思います。


もちろん、まだまだ涙は溢れてくるけれど・・

発作を起こしてからの1週間


マロンが、心の準備をする時間

お別れの時間を用意してくれたおかげで

私たちも、マロンにたくさんの「ありがとう」を

伝えることができました。


マロンからもらったものは

たくさんすぎて、大きすぎて書ききれないけれど。

マロンに出会えたことで、私たちの人生は変わった。

動物から、与えられるものは本当に大きすぎて

何もお返しできないけれど。

マロンに喜んでもらえるように、

しっかりと生きていくからね。

だから、また会おうねマロン。

本当に、本当にありがとう。

夫が作った、マロンの動画です。




(4'24"  音が出ます)