マロン7歳10日で、天国に旅立ちました。
大切な大切な宝物だったマロン
また会おうね。
前記事「マロン7歳のお誕生」
の次の記事が、まさかお別れの記事になるとは
思ってもいませんでした・・
10月8日は、オーベルジュ赤煉瓦 みさちゃんとななちゃんと
伊豆高原の旅を丸一日楽しんで・・
初めて、大室山のリフトに乗ったり
城ヶ崎海岸の吊り橋を渡ったり
本当に元気いっぱいだったマロン
その翌日の夜
いつも以上に、たくさんご飯を食べて
ソファで私に抱っこされている時に。
突然、今まで見たことのない
激しい全身の痙攣
マロンは、全身を硬直させそのあと全身の力が抜け
だらんと白目をむいて意識を失い、呼吸も停止
何が起きたのか理解できないものの
心臓マッサージと刺激を与え
レスキュースプレーやレメディを与えながら病院に連絡
急いで、病院に向かいました。
車の中でも、ひどい痙攣発作と呼吸停止を繰り返しながらも
何とか病院に到着。
治療を受け、小康状態に安定。
穏やかな様子で眠っています。
ですが、足はふらついてしまい上手に歩けない。
朝、病院に連れて行き
脳圧を下げたり、痙攣を抑える治療をするために預け
夕方またお迎えに行く・・を続けていました。
痙攣は、すっきり治らないながらも
ご飯はものすごく食べて、それだけが救いでした・・
ところが、15日の朝。
とうとう、ご飯もお水も自力ではとれなくなってしまいました。
「ご飯が食べられなくなった時は、もう治療はやめよう」
そう、家族で話し合っていました。
15日の朝は、病院には行かずに
マロンが大好きだった場所を全てまわりました。
いつもルパンやメイサと行っていた千本の海と松林
マロンは、眩しそうに海を眺めて
気持ちよさそうにスースー寝ていました。
松林の中も、
メイサと一緒にお散歩
そのあとも、ネオパーサの芝生の上で
空と海を見ながらスースー眠り・・
この日は、一日中
雲ひとつない秋晴れ
マロンは、本当に穏やかに最後の散歩を楽しんでいました
そして。
大好きな、寮に入っているお兄ちゃん(息子)に会いに行き
抱っこしてもらった時は
目をまん丸に開けて、ずっとずっと息子を見ていました
帰りの遅い娘の帰りもしっかり待って
翌日の朝は、しっかり目を開けて
みんなにお別れをして、学校や会社に送り出し
そして、16日の深夜2時に
私の布団の中で
いつものように、私に抱かれながら
眠るように、旅立ちました。
まだ温かいマロンを
ローズウォーターとクレイバスでキレイにして
丁寧にグルーミングして
お気に入りだった、このオレンジのポロシャツを着せて
寝かせてあげました。
本当に、安らかで可愛い寝顔で。
まだ7歳で短い命だったけれど
精一杯生きて、頑張って、そして
安らかに旅立っていったのだと思います。
もちろん、まだまだ涙は溢れてくるけれど・・
発作を起こしてからの1週間
マロンが、心の準備をする時間
お別れの時間を用意してくれたおかげで
私たちも、マロンにたくさんの「ありがとう」を
伝えることができました。
マロンからもらったものは
たくさんすぎて、大きすぎて書ききれないけれど。
マロンに出会えたことで、私たちの人生は変わった。
動物から、与えられるものは本当に大きすぎて
何もお返しできないけれど。
マロンに喜んでもらえるように、
しっかりと生きていくからね。
だから、また会おうねマロン。
本当に、本当にありがとう。
夫が作った、マロンの動画です。
(4'24" 音が出ます)