自然に二股を進行できる彼女 | 愛こそすけべ

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「愛」とはどんなものか? まじめで変態で素直でうそつきで純粋で卑猥で。。よくわからない「愛」をテーマにしてみました。「恋」のがよかったなぁ。

大学時代はいろいろなバイトをした。ようはどれも長く続かなかったから。

そのなかで3ヶ月しか続かなかったのは「パチンコ屋の店員」。

これは嫌だったなぁ。給料は良かったんだけど、社員によく絡まれた。うるさい店内をぐるぐるまわっている仕事。たばこくさいし、下品だし。もともとパチンコ、スロットに興味がないから、時間が経つのが遅かった。

そこで唯一の救いが、客にパチンコ玉でコーヒーをサービスする仕事をしている女の子との会話。何人かいたんだけど、ボクと入ったのが同じ日だった女の子(みわこちゃん)と仲良くなった。お昼休憩とかにいろいろ話したりしてて、家がボクの通ってた大学の近くだったんだ。

みわこちゃんが休みの時をねらって、ボクも大学を休んで車でドライブ。
海岸のベンチに座って、裸足になって何時間もふざけてた。
みわこちゃんのくつを隠したりして。
「返してー」って、ボクのくつも隠されたりして。

スゴイかわいい女の子でずっと一緒にいたいって思ったんだ。

それであたりまえのようにセックスをした。ひととおり終わったあとで「じつは私、社員の○○さんとつきあいはじめたんだ」。

えー

そんなことはやる前に言ってよねぇ。。。

「付き合う前にボクに告白しようか迷った」っていう告白をされた。。だからセックスもしたいって思ったんだってさ。ふーん。

ボクもみわこちゃんが好きだからいいか。


そんな感じでボクは奇妙な三角関係の1角になった。この感覚はボクに合ってる気がしたんだ。なんか合ってる。

社員の人に黙ってるのも、そんなに罪悪感はなかったよ。なぜだろうね。


そのあともよくデートして、みわこちゃんのウチでゴハンを食べたりしてた。みわこちゃんの両親には「彼氏」と紹介されて、おねぇちゃんがこれまた美人さんでさ。

そんな久しぶりの恋も、パチンコ屋のバイトを辞めたあとは、長くはつづかなかった。

自然と連絡もとらなくなっていくもんなんだよね。


みわこちゃんは、なんであんなに自然に二股をかけられたのかなぁ。あまりに自然だったから、嫉妬もしなかったし、心地良い恋だったんだ。

ある意味、完全犯罪的行為だね。

やっぱり女の子ってぜんぜんわからないよ。

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