白いお布団の上に、また、ビニールを被せられ白いお布団を来て、安置されてました。
ビニールを開けて、顔をみてもあの時のまま、
うっ血した赤い顔、体まで赤くなっていた。
泣いても泣いても何も変わらない。
夕方から湯灌をしてもらうことに。
ガラスが割れた部屋に2日半もいたから寒かったやろなぁ。あったかいお湯であったまってな。
いつも腕を組んで横向きに寝ていたので、体を洗う時横を向いたら、ほんとに寝ているようだった。
頭も体も綺麗に洗ってもらい、赤かった顔にメイクをら施してもらい、赤みを消してもらう。
お父ちゃんの顔は、苦しみや痛みで歪めた顔で無くてよかった。
目を閉じ、口も閉じて寝ているようだった。