てんやわんやママ悟りをひらく | (旧)今日も元気にアフリカ育児!

(旧)今日も元気にアフリカ育児!

元国際線CAがまさかアフリカ(ブルキナファソ)で育児⁈
ムスメ1号(2016.03)とムスメ2号(2018.03)、2匹のネコたちと送るてんやわんやのアフリカ生活を赤裸々にお届けします。

2021年7月より、アメブロから引っ越しました。(https://tenyawanyamama.com/)

に いびょーご!

(現地モレ語で「こんにちは」)

 

 

 

毎週月曜日は買い出し行って、

作り置きでおかずをいっぱい作って

朝からガッツガツ動く日。

 

 

 

 

でもね、

以前こちらの記事で書いた通り、

ひとつのスーパーじゃ

欲しいものが全て手に入らないブルキナ生活。

月曜日の朝、

車に乗りながら

 

 

最初にあそこのスーパーへ行って〜

 

 

それからあそこのお店へ行って〜

 

 

そのあとに野菜マルシェに寄って〜

 

 

最後にお肉屋さんに寄って〜

 

 

 

なんて、

綿密に計画を立てていたてんやわんやママ。

 

 

 

 

 

 

そしたらね、

タウンに着く前に車が故障。

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エンジンすらかからなくなる。

 

 

 

 

 

 

うおぉぉーい、

またかい。

 

 

 

ちょっと前に直したばっかやん。

 

 

 

もうさ、

車の不調多すぎ!!

 

 

 

なんなら2週間前に

車検終わったばっかやで!!

 

 

 

 

車の故障が多すぎて、

千葉出身のてんやわんやママが

思わず大好きな関西弁になってしまう。

エセでごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

ま、壊れて動かなくなっちゃったものは

直さないといけない。

 

 

 

 

どうにか近くの

ガレージへ車を持っていき、

点検をしてもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待つ。

 

 

 

 

 

待ち時間が経過すると共に

月曜日の午前中にこなしたかった予定や

今日中に作りたかった作り置きのおかずを

ひとつずつ諦めていく。

 

 

 

雑念や欲をひとつずつ捨てていく。

 

 

 

すると、だんだんと悟りが開けてくる。

 

 

 

 

 

 

そうして、無の感情のまま

ただただ座って待っていると、

整備士のお兄ちゃんがやってきて

 

 

 

 

 

 

整:「これは修理しないと動かないね」

 

  「明日の午前中まで預かるわ」

 

 

 

と言い放つ。

 

 

 

 

 

てんやわんや:

 

「はい、わかりました。」

       

「それでは、修理をお願いします。」

 

 

 

 

 

素直に返事をする。

 

ここでどうあがいても仕方ない。

 

 

 

今、車は動かないし、

今日中には直らないのだ。

 

 

 

 

もちろん代車システムもないので、

ひとりぼっちで町に放り出される

てんやわんやママ。

 

 

 

 

 

 

ガレージの外はこんなん↓

image

うん、そんなに遠くはない。

 

ひとまず歩いてタウンまで行って

タクシーを探して帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てくてく

image

自分でも気づかないまま

悟りの境地にたどり着いていたようで、

もうこの辺になると怒りの感情も

落胆の感情も焦りも何もない。

 

 

 

 

ひたすら無の感情のまま

タウンを目指して歩く。

 

 

 

 

 

 

何の雑念もない。

 

 

 

 

 

てくてく

image

いつもに増して

小汚い格好をしていたせいで

かわいそうに思われたのか、

道ゆくブルキナべが

彼らが乗っている自転車や

バイクに乗せて行こうかと声をかけてくれる。

 

 

 

 

 

この国は、

本当に心が温かい人ばかりだ。

 

 

 

 

やっぱりたまに歩くといいもんだなぁ。

 

 

 

 

今日は悟りも開けて

てんやわんやおだやか100%ママ。

 

 

 

 

ムスメ1号と2号にも、

このままおだやかに接してあげたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうにかタウンまで着くと、

ちょうど空いていたタクシーが

すぐ横を通り、

運転手のお兄ちゃんと目が合う。

 

 

 

何の欲も雑念もなかったからか、

値段交渉も割とスムーズにいって

あきらめていた買い物までできてしまった。

image

タクシーがボロボロすぎて、

何度もエンジンがかからなくなり、

その度にみんなで協力して

後ろから車を押しながらエンジンをかける。

 

 

 

 

 

 

うん、アフリカだもの。

 

そんなことがあったっていい。

 

 

 

 

はたして、日本にいたら

エンジンのかからないタクシーに、

乗客の自分が自ら車を押して

タクシーの押しがけをする経験なんて

できるのだろうか。

 

 

 

 

 

そう、ワタシは今アフリカに生きている。

 

 

 

 

 

アフリカの大地を歩き、

image

 

 

 

 

車がボロボロすぎて

エンジンがかからなくなれば、

力を貸して車を押してくれる

温かいブルキナべがいる。

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↑今日乗ったタクシー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな暮らしをしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ出家した方がいいでしょうか。

 

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てんやわんやママ

 

■2歳差姉妹のママ

□2016年3月生まれのムスメ1号
□2018年3月生まれのムスメ2号

 

■アフリカ歴

□住んだことのある国…ザンビア、ベナン、ブルキナファソ(*現在進行形)
□行ったことのある国…モザンビーク、コンゴ民主共和国、ボツワナ、南アフリカ、トーゴ、エチオピア、セネガル

 

 

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