相手に動かされているようで、乗りこなせていれば、波乗りJOHNNYです
子どもクラスと違うのは、初級中級クラスに来られる方は無級の方から1級の方まで〜と、基礎の身につき具合がバラバラなこと。
さらに、ここ何年かは、子どもクラス出身の子どもたちが稽古しに来続けていて、それは嬉しいことです。
でも〜、それで分かってきましたが、大人の4級と子どもたちの4級は、同じ4級でも稽古歴が違うので、稽古しておくべき重点が異なってしかるべしなこと
下積み期間が違うから。
初級中級クラスも担当するようになって1年位かと思うのですが…、3カ年計画として、あと2年は継続してみます。
正面打ちや横面打ち…打ち方も指導者により実は様々ですが、大別すると、腕を固くして刀として振る説と、固い刀を振っている腕説。
最近は、刀を振る際の腕説で落ち着いてます。
すると、受けとして相手の手をとる際に、相手の腕を刀のように扱いやすい。
諸手取り呼吸法の受けの動きは、刀を取られないようにしている…と思えば、簡単に手を離したくなくなる。
そもそも、やっつけたい気持の理解できない自分にとって、攻め気ではない、自衛理由の方がしっくり来る〜のかと。
ともあれ、ここ2年位に入られた方々は、とても熱心に詰めて稽古に来られているためか、3ヶ月程で、ある程度の受身は大丈夫な様子。
基本技を通じて、組稽古に求められる身体操作的なものを作っていく、誠に地味な下積み作業的な取り組みは、ちゃんと効果が出ているようです。
今日は、とりあえず技の稽古をしてみて頂く。
より組稽古しやすくなるようなところを見つけて、改善メリットを伝えてみる。
怪我しないように…を伝え過ぎかなあ、とは思いますが、自分が自律と自衛のために稽古しているから(笑)、稽古し続けられるような身体の使い方かどうかが、どうしても気になってしまうのでしょう。
諸手取りを入身転換で捌いて結ぶ際、両手を挙げてしまうのですが、なぜなんだろう…。
刀の振り方とは違う。杖の上段突きみたい?
要検討。
こういう、当たり前にやっていることを見直したりするようになったのは、どうせなら効率良く、根拠を以て伝えていきたいからで。
改めて考える〜ってことが増えたと思う。
道場師範クラス。
横面打ち捌きシリーズ。
組んだ相手の方が、しんどそうだったり、受けの自分が相互作用を活かしにくかったりする場合、どうしたら伝わるのかな…を考えてしまったりします。
それは愉しくない(笑)何も考えることなく、稽古する阿呆でいられる時間が必要です。
愉快な稽古の道のりはなんだか険しい。。。