恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記:
四谷に住む作家ネコちゃん、昨春から着付けを習い基礎科を終了、月1の研究科に通っています。
着付け教室「いち瑠」主催の呉服店「一蔵」で仕立てた紺の飛び柄小紋と西陣織名古屋帯で教室へ。お気に入りのコーデ、今回は春めいた淡い色の帯揚げと帯締めで心機一転。
教室のある西新宿ヒルトン東京ホテルに早めに到着、裏の新宿中央公園でサクっと花見しました。
都庁舎と満開の桜をパチリ。
いよいよ再来週には着付け教室のギネスチャレンジ、千人が着物を着て舞台に上がりギネス認定を受ける(!)イベントが開催されネコちゃんも参加します。教室前にその為のウォ―キングレッスンがあり、ばっちりポーズを決めました(笑)。
研究科3回目の授業は着姿を決める補正下着の用い方。衣紋(えもん)をうまく抜く長襦袢の着付けも復習。
今日は日米協会からのお誘いで「昭憲皇太后百十年祭記念・昭憲皇太后大礼服復元プロジェクト」国際シンポジウムへ。会場は明治神宮会館。ピンクの色無地(一つ紋で第二礼装)に白い花翔金西陣袋帯で派手過ぎない改まった着物コーデで伺いました。
直通バスでサクっと大混雑の原宿駅へ。枝垂れ桜が満開。
外人観光客だらけ(?)の明治神宮の参道を歩き、横道をミュージアムやカフェを越えて更に歩くと明治神宮会館。
シンポジウムは800人が列席。入口に黒塗りの車やスーツの男性が大勢、何事かと思ったら紀子様がご出席なさいました。
大礼服とは最も格が高い宮中の礼服。明治20年代に日本で作られた皇太后の華麗なドレスの復元プロジェクトに関わった、コロンビア大学中世日本研究所等、国内外の研究者達が成果を報告。
明治になり、(明治天皇は反対だったそうですが)日本の対外評価を高めるべく伊藤博文等の発案で、皇太后が女子活躍や国内産業振興の為にも率先して洋装をお召しになった経緯など、興味深いお話でした。
欧米のローブデコルテの歴史や日本の刺繍・織物の歴史等も勉強。
ディナーに客をお呼びしているのでシンポジウムを中座、帰りの原宿は歩道が歩けないほどの混雑でした!
おまけ: 先日ボーイフレンドのワンちゃんと訪れた際にはまだ開花し始めたばかりだった新宿御苑のソメイヨシノが木曜日に満開に!曇り日でしたがサクっと花見散歩しました。
満開の白い桜に感激、空が青いと更に綺麗ですが雨にならずラッキー、と考えることに。
ピンクのアメリカ桜、茶色の葉の山桜も満開、八重桜が咲き始めていました。
日本庭園まで足を伸ばして池と桜をパチリ。
追伸:ネコちゃんは明日から花見(?)旅行です。現地報告はインスタでお楽しみください。
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(by 恋愛小説作家 愛川耀)