江東区の小学校で連合音楽祭が開かれます
8校くらいづつ集まり 小学校ごとに合唱と合奏が披露されます
ウチの学校から参加するのは5年生 そうヒロトです
合唱と合奏を披露するのですが
「自分…不器用な男ですから…」なヒロトは
リーコーダー演奏できません 楽譜も覚えられないしね
こうなったら 小太鼓に挑戦しようではないか
いろいろ楽器がありまして それぞれオーディションがあります
受かればその楽器が演奏でき 落ちたらリコーダー
いまこそ 太鼓の達人で鍛え上げたリズム感を生かす時よ
で 完璧なバチさばきで挑んだオーディション
見事 落ちてしまいました 挑戦者が多かったこともあるんだけど
リコーダーもできないとダメなんだって
先生にはなんでもお見通しだね
で いま地道にリコーダーの練習をしているのですが
合奏の曲が「ペルシャの市場にて」 これ難しいんですよ
シの♭って! 指つるよ わたしも演奏できません
わたし「ねえ これ できなかったら どうなるの?」
ヒロト 「うん なんにもしないで ただ舞台に立ってるんだって」
マジか~~~
ヒロト「オレ… それでもいいと思ってる」
いやいやそのゆるぎない決意!まちがった方向ですよ~!
ヒロト「きっと作文書かされると思うけどさ~
ぼくはリコーダーがふけなくて 参加することはできなかったけど
みんなが がんばっている姿をみることができて良かったです
って 書くよ」
… うわ もう完全にあきらめてんじゃん
先生はなんでこんな難しい曲をチョイスしたんだろ
あと1週間あるんだから もう少し練習がんばろうね